戦争責任、政治関与…「菊タブー」への先駆的挑戦の書。期待にこたえ新装版で再刊。
藤原 彰(ふじわら あきら) 1922年東京生まれ。 1938年東京府立第六中学校四年中退、陸軍士官学校入学。1941年陸軍士官学校卒業、中国 へ派遣。1945年陸軍大尉で復員。1946年東京大学文学部史学科(国史専攻)入学、1949年卒 業。その後、千葉大学文理学部、東京都立大学、東京大学教養学部、東京教育大学文学部など で講師を歴任。1969年一橋大学社会学部教授・同社会学部長などを経て、1986年一橋大学停 年退職。1989〜93年女子栄養大学教授。 一橋大学名誉教授。2003年2月26日没。 主な著書 『日本軍事史(上巻)戦前篇』(社会批評社)、『天皇制と軍隊』(青木書店)、『昭和史』(岩 波新書)、『餓死した英霊たち』(青木書店)、『中国戦線従軍記』(大月書店)、『日本近代 史』(岩波書店)など多数。 「2007年 『日本軍事史(下巻) 戦後篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」