- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784406051354
感想・レビュー・書評
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200年以上もの昔、ガーナ北部のサラガは、西アフリカで一番大きな「奴隷市場」があった場所。そこには奴隷貿易の歴史の名残りを物語る「バオバブ」の老木が立っている・・・ガーナ大学で日本語講師の経歴をもつ作者が、負の歴史の現実を見つめ、人間が人間として生きるということ、人権についての深い思いをこめて、ガーナ生まれのイラストレーターの協力を得て製作された記憶にのこる絵本。 アレックス・ヘイリー(1921-1992) が、人間の自由と尊厳を訴えた『ル-ツROOTS (1976) 』の感動と共によみがえる。
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装幀/守谷義明十六月舎
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それでも生きてきた。どんなつらいことにも耐えて生きてきた。
立ち続けるバオバブの木も、世代を代えて生き続ける人間も。
いろんな本読んで、色んな歴史を知ってください。
その評価はそれぞれにあると思う。何が本当かも、難しい。
でも、知ることが第一なのだと思います。 -
奴隷売買の歴史を知るきっかけとなる絵本。中学生からおすすめ。最後に現代の少年につながる終わりがよい。
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奴隷売買の歴史を知るきっかけとなる絵本。中学生からおすすめ。最後に現代の少年につながる終わりがよい。奴隷売買の歴史を知るきっかけとなる絵本。中学生からおすすめ。最後に現代の少年につながる終わりがよい。2014/07/08
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奴隷市場、人間はだめだね・・・木(バオバブ)は分かっている・・・
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解放の手段は、自らの死のみ。
それでも生き抜いて、生き抜いた結果今がある。
やはり、今年の読書感想画の指定図書はテーマが重かったんだなぁ。 -
昔、たくさんの黒人奴隷たちがいた。
たくさんの奴隷たちを見てきたバオバブの木。
文章と絵が胸にささります。