暮らしに思いを馳せる経済学: 景気と暮らしの両立を考える

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  • 新日本出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406051361

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  • 先に読んだ『景気とはなんだろう』と,そして最近出版された『消費税増税の大ウソ』との間くらいの経済の話。橋本から福田に至る内閣の失敗を綴る。とくに,小泉が掲げた「構造改革」論について鋭く切っている。残念ながら我々国民の生活はなんら豊かになっていない。この本の時点では自民党が政権を持っていたところを,民主党に変わったが,何も好転することはなかった。そして,消費増税と社会保障改悪に突き進む。いったい日本はどこにいくというのだろう?

  • この本もモリタクと同様、暮らしという視点から日本の経済を俯瞰しています。まじめな内容なのでモリタクほどは人気がないようですね。図書館予約数は0(08/07/26現在)です。

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著者プロフィール

山家悠紀夫(やんべ・ゆきお)
現在、暮らしと経済研究室主宰。一九四〇年、愛媛県生まれ。
一九六四年、神戸大学経済学部卒業、第一銀行入行。第一勧業銀行調査部長、第一勧銀総合研究所常務理事調査本部長、同専務理事、神戸大学大学院経済学研究科教授を歴任。
著書『偽りの危機 本物の危機』『日本経済 気掛かりな未来』(以上、東洋経済新報社)『「構造改革」という幻想』(岩波書店)『景気とは何だろうか』(岩波新書)『「痛み」はもうたくさんだ!』(かもがわ出版)

「2008年 『日本経済 見捨てられる私たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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