きゃっちぼーるきゃっちぼーる

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  • 新日本出版社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406051439

感想・レビュー・書評

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  • 「かあさんたら、キャッチボールうまいんだ。中学生の時、選手だったんだって。ぼくが、おしえてあげようと思ってたのに。学校でそのことを話したら、みんな、キャッチボールはパパとするんだって!知らなかった…。いつも帰りの遅いとうさん。休みの日はだらだら寝てるし。ぼくはとうさんとあんまり遊んだことがない―。」

  • 5-3 2019/05/15

  • [墨田区図書館]

    読み聞かせ用にと借りてきた絵本。

    毎学期最初の1回目は自分の子供のクラスで読み聞かせをするので、話半分に息子に話をふると「字が少ない"絵"本がいい」、とのこと。普段は授業で習う内容に絡めた本とか、人道的な本とか、少しばかり教育スパイスをいれた題材を探すのだが、うっかり前日となってしまったし、じゃあそうするか、と図書館で適当に字量と内容で選別。

    クラスで聞くと最後に選んだのがこの本。後藤さんの「1ねん1くみシリーズ」の挿絵をしているので、題名や表紙絵の男の子の挿絵だけでなく、いかにも"男の子の物語"感の出ている一冊。

    内容としては奇をてらったものではないし、現代日本の実態を描いているとは思うけれど、それでも「お父さんとキャッチボールをしたことがある友達に対して驚く」主人公のことは、少しかわいそうに思ってしまった(笑)そしてこの本にすこしだけかかるスパイスの中核は、この一言。「とうさん、こどもと おもいっきり あそべないおとなは りっぱなおとなに なれないんだよ。」

    「親になれない」ならまだわかるけど、「大人になれない」かー!!!そんなの言われたら、「大人になんてなりたくないもん」と余計遊んでくれないパパがいるんじゃないのかしらね??(笑)

  • ひとりじゃキャッチボールできない

  • 2008・11・11

  • 息子の学校の読み聞かせ用。

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著者プロフィール

絵本作家・画家。1947年、北海道生まれ。武蔵野美術短期大学デザイン科卒業。日本児童出版美術家連盟会員。主な作品に、『兎の眼』(理論社)、「『1ねん1くみ』シリーズ」(ポプラ社)、『ひつじぐものむこうに』(サンケイ児童出版文化賞、文研出版)、『これが、ぼくのかあちゃん。』(童心社)、『くらやみのかみさま』(新日本出版社)などがある。

「2004年 『教室はまちがうところだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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