生きさせる思想―記憶の解析、生存の肯定

  • 新日本出版社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406052153

感想・レビュー・書評

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  • 役に立たないヤツは生きる資格がない!そんな雰囲気のいきづらい世の中で窒息しそう。極端に資本主義と市場原理の働く生きづらい現代社会が私の生きづらさの背景にはあったんだ。ということがわかった。雨宮処凛の言葉の力は相変わらずひきつけられる。なにより、頭の悪い私にも理解しやすいような言葉で語られているし、身近な問題としても引き付けやすい。私の中の物語は、家族からだけでも、私自身からだけでも、自然発生的にはじまっただけでもない。複雑な時代背景やこの社会の構成員個人個人の心理的要請が招きよせた思想や幻想と一握りの資本家によって利用された巧妙な物語の歯車のなかで始まっていることだったのだということが納得行く形で歴史と共に語られていく対談。私のこれまで責め続けていた敵は外にいたのかもしれない。目からうろこの一冊である。でも答えはどこにあるのか??それは個人の生き方の中で探し続けなければ。

  • 分類=社会・政治・経済。08年12月。

  • 雨宮氏の過去を振り返りつつの対談。

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著者プロフィール

1975年、北海道生まれ。作家・活動家。2000年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』でデビュー。以来、「生きづらさ」や格差・貧困問題に取り組む。反貧困ネットワーク世話人。著書に『生きさせろ!難民化する若者たち』(JCJ賞〈日本ジャーナリスト会議賞〉)、『一億総貧困時代』など多数。

「2017年 『世代の痛み』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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