わたしは日本軍「慰安婦」だった―日本にも戦争があった3

  • 新日本出版社
3.43
  • (2)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 14
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406052719

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • なんとも疑問が残る本。
    何もかも前提の話。
    その前提条件はいったい。

  • ページ数も100Pほどしかなく、文字も大きいので中学生や高校生でも読める本。

    日本軍「慰安婦」だった李容洙さんのお話です。
    朝鮮が日本の植民地にある中、まだ10代の前半の頃によくわからないまま日本軍につれていかれ、「慰安婦」として過ごした日々。そして朝鮮が解放をむかえて家族のもとに戻ることができたものの、ずっとその経験を話せず沈黙し続けたこと。また、沈黙をやぶるきっかけなどについて書かれています。(日本軍「慰安婦」を否定する日本の政治家の発言に反発するようにして、1991年に金学順さんが自身が日本軍「慰安婦」であったことを明らかにします)

    未だ日本軍「慰安婦」に対して暴力的な発言が飛び交いますが、証言の重みは重さを増す一方です。
    「公的な文書がない」から「慰安婦」がいないなんてことにはならないと思います。なぜなら現に、(壮絶な覚悟とおもいをたずさえて)名乗り出ている人がたくさんいるのだから。

全2件中 1 - 2件を表示

高柳美知子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×