ぼくの図書館カ-ド

  • 新日本出版社
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406054102

感想・レビュー・書評

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  • 黒人差別が凄まじいミシシッピ州の農園で生まれたリチャ-ド・ライト(Richard Wright 1908-1960)が、アメリカ黒人文学の先駆者と名を馳せるまでの幼少年期の苦難の時代に、文字を覚え、図書館で本を借りて読めることの喜びを伝える絵本。ひとりで本が読めるようになっても、高価な本を買うゆとりなどなく、町の図書館は公園や運動場と同じように、黒人の利用が禁止されていた時代、同じ職場の白人のフォークさんの「図書館カード」を貸してくれた勇気ある善意が、自由世界への旅立ちの切符となった、と回想しています。

  • 1920年代メンフィス、黒人は図書館も利用できなかった。職場で、図書館カードを貸してくれたフォークさん、彼のおかげで本を手にして、世界を手にしたような気分に。それほどの差別が横行していたアメリカ。本で人の人生を変えられる。著書の「ブラックボーイ」も読みたい。

  • 本との出会いが、こんなにも、
    人の視野、仕事、世界が、広くなるんだ!

    と、改めて、
    本の偉大さ、を実感しました。

    図書館で、
    大人に読んでほしい絵本、
    のコーナーにありました。

    私は、図書館に行き、
    自由に本を、
    借りることが、できます。
    とても、ありがたいこと、
    なんだなあ、

    できない方々も、
    世界には、いっぱい、
    いらっしゃること、

    私の力だけでは、
    何もできませんが、

    図書館で、本を借りれることを、
    日々、ありがたいことで、

    当たり前のことでは、ないのだ、
    と言うことを、

    日々、大切にして、
    本との時間を、
    過ごそうと思いました。

  • 12【4/18】Ne図(団体貸出)

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