足みじかおじさんの旅 あきらめないで (やなせたかしのおとなのメルヘン)

  • 新日本出版社 (2011年5月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406054812

足みじかおじさんの旅 あきらめないで (やなせたかしのおとなのメルヘン)の感想・レビュー・書評

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  • 困った事があると、ふいにやってくる足のみじかいおじさん。
    話を聞いてくれて、何らかの解決をしてくれる人ですが
    突如現れたおじさんを、何故皆さま普通に接する事ができるのでしょうか?w

    この前に1冊あるようですが、別段これだけでも読めます。
    ひとつひとつも短いですし、さらっと読むにはいいかも、です。
    基本パターンは決まっていますが、驚く所は
    話のバリエーションでしょうか?

    おじさんが出てきて解決する、その悩みやら解決方法やら。
    これだけ思いつけるのはすごいな…と。
    しかし、考えさせられる物語もあったりで
    信念貫いてるな、というのも感じられます。

  • やなせたかしさんの大人のためのファンタジー集です。
    本の折り返しに書かれた作者の言葉がこの作品を端的かつ的確に表現しています。

    『その人は目立たず無名で顔もさだかでないが、愛の悩みにもきちんと答えてくれる。
    第一集に続いて第二集が出版されることになったのは嬉しい。
    ショートメルヘンなのでごくごく気軽に読める。少しも疲れないはずである。
    いくらかでも疲れた心を慰める事ができれば、それは作者として望外の喜びである。』

    こう書かれているように、この本は第二集という事になります。
    こちらから先に見てしまったけど、作者の言葉を見ると、第一集にもこのお話の主人公といえる「足みじかおじさん」が出てくるのだと思います。
    1話読み切りのショート集なので、第二集から見ても全然違和感はありませんでした。

    足みじかおじさんとは、ボーラーハットをかぶり、名前の通り足の短いおじさんで、顔もはっきりしない全体的に影のような存在です。
    そのおじさんが色々な悩みを抱える人の所に表れて、悩みを解決するというお話で、その設定や悩みを抱えている人たちを見ると、やはりこれは大人のためのメルヘンだと思いました。
    どのお話にもやなせたかしさんのイラストつきです。
    それもペン画で大人っぽい雰囲気です。
    作者が書かれているように、何も考えずにただ感じるままに読む本だと思いました。
    あとがきを読むと、この「足みじかおじさん」はシリーズ化されていて、アンパンマンよりも昔から四コママンガやショートメルヘンで発表されているとの事でちょっとビックリ!
    作者のお気に入りのシリーズなのかな~と思いました。

    作者のあとがき
    『現代のケバケバしい時代にはあまり似合わないと思うが、こんな時代だからこそこういう本が必要なんだとも思う。』
    に共感です。

  • 5分もかからないで読める ペーソスとブラックユーモアのあるお話が満載です。

  • 一篇3分で読める(やなせ先生談)、大人向けショートメルヘン集。
    今作は脱国や強姦が話に登場するあたり、前作より少しブラックな展開が多かったように見受けられる。
    とある老人が二十歳の少女に恋する『老人病』の話が妙に印象に残った。
    二十歳の少女と釣り合うために若返ることを望む老人の願いをあしみじかおじさんは叶えるけど、それだけで本当に恋人同士になれるかはまた別の話な訳で。
    この話だけでなく、自分の願いが必ずしも幸せに繋がるわけではないということを改めて感じさせてくれるストーリーが多かった。

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