日米「密約」外交と人民のたたかい 米解禁文書から見る安保体制の裏側
- 新日本出版社 (2011年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784406055017
みんなの感想まとめ
戦後日本の外交と米国との関係を深く掘り下げた本書は、日米安保体制の背後に潜む真実を明らかにします。特に、米軍駐留が憲法違反であることや、日本政府がアメリカの意向に従属してきた経緯を詳細に描写しています...
感想・レビュー・書評
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70年代までの米国機密開示文書より
砂川闘争 米軍立川基地滑走路延長 「土地に杭は打たれても、心に杭は打たれない」
東京地裁伊達秋雄裁判長 1959 米軍駐留は憲法違反
米国の圧力で、高裁を飛ばして、最高裁へ跳躍上告
岡崎ラスク交換公文 対日平和条約八紘から90日以内に日本が同意しない場合、米軍がその基地を暫定的に継続して良いという文面
ベトナム猛爆 グアムからよりか手納からの方が安い B52
富士演習場 返還されたのに今も米軍基地
安保条約の条文 調印までごくわずかの日米両政府関係者以外だれにも知らされていなかった。吉田首相だけが日本代表として調印したものの、のこりの日本側全権使節は条約の内容をしっていなかった。
調印式出席をことわった苫米地義三 全件のひとりとして渡米した私にも相談があったけれども、わたくしは出席を断った。この条約は不平等条約だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アメリカ合衆国の解禁秘密文書によって、戦後60年あまりアメリカに従属させられてきた日本、日米安保体制の隠された真実に迫ってい る。 章立ては次のとおり
第一章 米軍駐留は「憲法違反」
第二章 植民地化反対と軍政
第三章 ベトナム戦争と日本
第四章 闇の中の核持ち込み
第五章 隠される主権侵害と災難
琉球新報に連載された記事をもとに書かれているので、沖縄のことが多く書かれているが、いかに歴代の日本政府がアメリカ合衆国の顔 色を伺ってきたかということが良くわかる。
この本を読んで改めて知ったこと。
1.沖縄返還は政治家の努力ではなく、人民のたたかい(様々な事件や運動の積み重ね)によって成し遂げられたのだということ。
2.「原子力の平和利用」キャンペーンによって反核世論が弱体化され、原子力潜水艦用の軽水炉が導入された。同時に、日本への核兵器 持ち込みが用意されていたこと。
3.1968年11月19日、嘉手納基地でB52爆撃機が大爆発事故を起こしていたこと。それでもB52は出撃を続けたこと。ベトナム爆撃のため の行動であることが、当時、隠されていたこと。
4.自衛隊が管理しているはずの富士演習場はアメリカにとっては「米軍基地」であること。
沖縄の基地問題も、原発事故後の対応も、TPPの問題も根っこはひとつという気がしている。
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