ひきこもる人と歩む

制作 : 青木 道忠 
  • 新日本出版社
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本棚登録 : 11
感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784406058834

作品紹介・あらすじ

心がホッとします。親のつぶやき、支援者のメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • 現代の日本人にとっての普通の人並みの働き方、生き方、暮らし、生活全般のレベルが全体的にとても世界的に比べて低く、惨めなものになってきてしまっていることは明白です。

    ただその日本人達の中ですらも、普通の人並みの人生を生きられない、年代が子供から大人まで、本人たちがいろいろと挫折をしてしまい、生きる意欲を失ってしまい、ひきこもってしまう人達が膨大に多い。

    この本は、ひきこもりの人たちと、これから日本社会で歩んでいこうという本です。

    日本人の多くは世界の中でも、とても繊細な人達が多いのだと思います。
    いろいろな学校、社会、家庭、職場とかで受けてきた精神的負担・労力の大きさに、本人たちが耐えられなくなってしまうのだと思います。
    その労力・精神的負担というものは、他人、先生、医者、親ですらもわからないのだと思います。

    人に余計な労力・精神的負担を抱え込ませることを平気でする悪質な人間が多いですしね。
    同じ日本人同士で嫌な思いをさせ合うことはないのに。

    だから自殺者がこんなにもたくさん出てきてしまう。

    苦手な人付き合いに関しては、自分なりに礼儀正しく行動していくように気をつけていく以外にはないと思います。

    ときどき私自身も、人付き合いが上手い人というのは、嫌がらせの上手い人たちのことなのかな?とも思ってしまうこともあります。

    正直言いまして、この本を読んでもあまり明るい展望や希望を持つことはできないです。

    ただとにかく家庭でも社会でも自分が成長できる居場所があることが大切だと思います。

    そしてその居場所で、少しでも精神的負担を抱えこまないようにして、自分なりにしかやりようがないのですから、少しでも前向きに、コツコツと自分なりになにか有意義な勉強をし続けて、働く力、生活力全般を身につけて、現代の人間として行えるべき有意義なことを、自分にとって楽な労力で、当たり前にできるようにしていくことしかないと思います。

    いきなり社会でバリバリ働くことは不可能ですから、自分なりにコツコツ勉強し続けて、人間として成長して、生きていく力全般を高めていくしかないと思います。

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