りりちゃんのふしぎな虫めがね

  • 新日本出版社 (2017年6月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (64ページ) / ISBN・EAN: 9784406061452

みんなの感想まとめ

子どもの心情を的確に捉えた物語で、主人公のりりちゃんは一人でいることを好む内気な女の子です。彼女は学校を水族館に見立て、クラスメイトを魚に例えながら、透明人間のように静かに観察しています。この独特な視...

感想・レビュー・書評

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  • また子どもの気持ちをたぶん的確にとらえて、胸がキュンとする話。男の子も女の子も、暴れん坊でもおとなしい子でも、どうしてこんなに本当にいる子みたいに立体的に描けるんだろう。
    小学校1年になったばかりのりりちゃんは一人でいるのが好きな女の子。知っている人と出会うのが怖い、角を曲がるのが怖い、教室では誰からも声をかけられないよう自分を透明人間にしてるし、学校は水族館で、クラスの子たちはみんな魚、それを透明人間のりりちゃんは観察している感じで過ごしている。
    そういうのすごくよくわかる。私も小さい時から、知ってる人とあいさつするのが気が重い。今でも知り合いが向こうから来たら避けてしまいがち。人と一緒に何かするのがあまり上手ではなくて、一人で遊んでることが多かった。なのでりりちゃんにはめちゃめちゃ共感した。
    りりちゃんが教室に連れてきた3匹のダンゴムシの事件があって、初めてりりちゃんは大きな声で皆にお礼を言うことができた!一歩踏み出したりりちゃん、クラスメイトの自然なありようもステキ。本当に後味がよくて、そして同じ気持ちの子どもたちを励ましてくれそうな本。挿絵は青山友美さん。魚のクラスメイトたちがマジでかわいい。明日からはりりちゃんには人間に見えるようになるのかもしれないので、魚の姿の友だちたちは貴重な一瞬だ。

  • 素敵です。

  • ほんの少しの勇気があれば大丈夫!!

  • とっても人見知りがはげしりりちゃんがダンゴムシをきっかけにクラスのみんなと打ち解けていく様子がほほえましいです。

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著者プロフィール

1957年山形県生まれ。児童文学作家。読み物の作品に『ぬくい山のきつね』(新日本出版社/日本児童文学者協会賞、新美南吉児童文学賞受賞)、『じぶんの木』(岩崎書店/ひろすけ童話賞受賞)、絵本の作品に『たぬきの花嫁道中』(岩崎書店/日本絵本賞受賞)、『いのちがかえっていくところ』(童心社)、『すずばあちゃんのおくりもの』(新日本出版社)他多数。

「2023年 『じゅげむの夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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