とりかえっこ

著者 : 泉啓子 東野さとる

• 新日本出版社 (2020年3月28日発売)

作品紹介・あらすじ

みちるのおねえちゃんは、塾のテストではいつも五番以内。ミニバスのキャプテン。なかよしのすみれちゃんは、おねえちゃんにあこがれている。おねえちゃんのお古のワンピースまでうらやましがる。「そんなにいうなら、とりかえっこしようか」着ているものをとりかえっこ。「あたしがチルで、チルがすみれね」そのとき――。

感想・レビュー・書評

[紫茜さんの感想 · 2023年11月17日]

兄弟姉妹って、いいなあと思える本。お互いに遠慮がなくてすぐに、大喧嘩になったりするけど、友達とも親とも違う違う繋がり。鬱陶しいこともあれば、うれしいことも頼もしく思えることもある。

[miyu918さんの感想 · 2020年11月14日]

　4年生のみちるには、6年生の姉がいる。幼稚園の年長の弟がいるすみれちゃんは、あんなおねえちゃんがいたらとよくうらやましがる。みちるがおねえちゃんとおおげんかした次の日、おねえちゃんのおさがりのみちるの服と、すみれちゃんの服をとりかえっこしていたら…。

著者プロフィール

デビュー作の『風の音をきかせてよ』（岩崎書店）で、日本児童文学者協会新人賞を受賞。他に『月曜日のかくれんぼ』（草土文化）、『サイレントビート』（ポプラ社）、『ロケットにのって』（新日本出版社）、『夏のとびら』（あかね書房）、『シキュロスの剣』『晴れた朝それとも雨の夜』『夕焼けカプセル』（いずれも童心社）などの作品がある。

「2018年 『鳥達のバラード　アンプラグド』 で使われていた紹介文から引用しています。」