メディア支配 その歴史と構造

  • 新日本出版社 (2021年2月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784406065603

作品紹介・あらすじ

官邸がテレビのニュース・情報番組の出演者の発言を詳細にチェック……。それに対しメディアは、真実の報道、権力の監視という本来の機能を果たせているのか。政権のメディア統制の野望と、その歴史的転換点はどこにあったのかを解明。半世紀以上メディアの現場で闘い、研究してきた著者の放送ジャーナリズム論(遺著)。

感想・レビュー・書評

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  • NHK党の立花孝が「テレビの情報は危険である」「テレビは国民を洗脳する装置である」「テレビは核兵器にも勝る武器である」「テレビは真実を隠している」とテレ朝で発言して強制退場された事は記憶に新しい。テレビが国政政党の党首に対し、発言制限をしようとしたという事だが、客観的に見ていて、それ程の圧だったのかとも思うが、場違いな発言を放映する余裕は無かったものか。

    上記は、メディアが政治家に権利行使した事例であり、他にも過去、特定野党の肩を持つような与党批判報道、韓国贔屓の報道など、寧ろ、民意を無視したメディアの在り方は、政権すらも翻弄し、別の力学が働いている印象を持っていた。著書の解説とは逆である。中身は事実だろうが、疑問は氷解せず。

    結局、メディアを信じられない層が、訳の分からぬ商業主義的YouTubeに流れ、奇妙な分断が生じている。根拠と作為を見抜く能力が無ければ、結局、両極に揺さぶられるだけだ。故に、メディアによる人心操作はある程度破綻し始めているものの、操作される構図自体は変わらない。

  • 東2法経図・6F開架:070.21A/Ma74m//K

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著者プロフィール

1972 年生まれ。慶応義塾大学博士課程単位取得。文学修士。フェリス女学院大学文学部日本語日本文学科教授。専攻は上代文学。
共編著に『古典文学の常識を疑う(I・II)』(勉誠出版)、論文に「梅花の宴歌群「員外」の歌―大伴旅人の〈書簡〉の中で読む」『文学』(第16 巻3 号・岩波書店)など。

「2021年 『和歌・短歌のすすめ 新撰百人一首』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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