波の花 被災漁師と奇跡の犬

  • 新日本出版社 (2024年3月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784406067942

作品紹介・あらすじ

東日本大震災前は漁業が盛んだった岩手県の漁村が不漁に喘いでいる。被災後、“海は蘇った”と、メディアが報じることに苦しみながらも、海と立ち向かい前向きに生きる生涯現役の漁師・吉村達矢。愛犬クマとのエピソードを交え、艱難辛苦の日々を訥々と語る漁師の言葉が胸を打つ。多くの人の心を打つ著者渾身の小説。

みんなの感想まとめ

人の優しさや苦しみが色濃く描かれた物語は、被災者の真実の声を通じて、現実の厳しさと希望を伝えます。震災後の漁村で生きる漁師とその愛犬のエピソードは、感情移入を促し、読者に深い感動を与えます。特に、政府...

感想・レビュー・書評

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  • 最近本を読んでも涙するぐらいの感動はなかったがこの本は人の優しさや誹謗などノンフィクションだからか感情移入できそして現地の補助金支給の不公平さや政府の対応の遅さにニュースでは報道されていない被災者の感情。

    自分は被災者の言葉がほとんど仕方ない。頑張るしかない。と言う前向き発言ばかり観ていたので強いなぁと思っていたがその言葉を選んで放送されていたのだと知ると今回の能登も報道以上に人々の生活は困窮している事を想像してしまう。
    税金の無駄遣いだとか、使うなとパッシングを受けたと言っているが、政府はオスプレイ購入やウクライナ支援にお金を使っている。そっちの方が日本国民を守る使命を放棄しているし無駄遣いだと思う。他国にお金をばら撒くより被災者支援にお金を使う方がいいと思うのだが。

    この本は被災者の真の言葉、想いが詰まっていて考えさせられる、そして借金で苦しみながらも打開策を考え生きる強さと弱さを教えてくれる本で自分も頑張って生きていこう、模索するならなんとかなると生きる希望を与えてくれた本。

  • 震災で生き残った奇跡の犬、の感動物語を読むつもりだったのだけど。。全体を貫くのは、漁業の実態の風景。そもそも、持続するのが大変な日本の一次産業。そこへ襲ってきた震災。政府の補償は不備だらけ。切実な問題提起だ。震災を生き延びた奇跡の犬クマの物語と思ったら、奇跡の復活を遂げる漁師の話だった。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/572363

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著者プロフィール

1968年生まれ。ノンフィクション作家。劇作活動として、2004年度、06年度に文化庁舞台芸術創作奨励賞(現代演劇部門)を受賞する。著書に『半魚人伝――水中写真家・中村征夫のこと』、『殺処分ゼロ――先駆者・熊本市動物愛護センターの軌跡』(以上、三五館)、『のさり――水俣漁師、杉本家の記憶より』(新日本出版社)。

「2018年 『犬房女子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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