アマルティア・セン 経済学と倫理学

  • 実教出版 (2001年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784407028126

みんなの感想まとめ

経済学の主流に対する鋭い批判を展開する本書は、特に新古典派経済学の効用関数に対する疑問を投げかける内容で、読者に深い考察を促します。著者のアマルティア・センは、経済学が社会に貢献すべきであるとの強い信...

感想・レビュー・書評

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  • 全く歯が立たなかったので一旦返却。読了扱いとする。
    大学の教養課程の経済学の教科書並みに手強かった。
    もうちょっと基礎的なところを勉強してから再挑戦する。

  • アマルティアセンを日本で研究する数少ない学者の一人である後藤玲子さんの本。新古典派を批判する経済学者として、ノーベル経済学賞を受賞したということで以前から興味を持っていたので、手にとってみた。世間でよくあるアンチ経済本とは一線を画し、経済学の主流である新古典派を数理的に批判する。印象に残った点は、ミクロ経済学の教科書で第一に基礎付けられる効用関数の序数性を他者の効用関数との比較可能性を諦めさせ、ひいては社会に通用する価値観への否定の証拠とした点である。当初、効用関数の前提を学んだ時はそこまで意識することなく、また経済学が科学である為に必要な前提だというぐらいの認識であったが、このような示唆を持っていたということは驚きであった。数理的に証明をしようとするが故に、慎重であったが、難解さも一段とましたためにすべてを理解できたとは言い難く、彼が主張する弱公理の衡平性や社会厚生関数など彼の建設的な議論までは正直、キャッチアップできなかった。彼に批判的な文献と併せて、再読して挑戦していきたいところである。全体的には、経済学は世に役立つべしというアマルティアセンの問題意識が垣間見えている本であり、Cool Head and Warm Heartを体現している本であった。

  • この本を読むこと自体に全くの苦痛はないし、学問自体はとても興味深い。
    問題は、教え方だと思います・・・。

  • アマルティア・セン入門書。

    こんなに濃密なものが2940円でフツーに市販されており、しかも図書館ならタダで借りられるというスゴさ。

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著者プロフィール

序文
一橋大学名誉教授。1944年生まれ。著書に、『社会的選択の理論・序説』(東洋経済新報社)、『厚生経済学の基礎』(岩波書店)など多数。監訳に、ビンモア『正義のゲーム理論的基礎』(NTT出版)など。

「2016年 『見えざる手をこえて 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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