- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408008479
作品紹介・あらすじ
住んでいる街、旅先の街。開いた扉の向こう側で、おいしいパンとコーヒーに出会う。カフェのあるパン屋さんを巡る、31の小さな旅。豊富な写真と文章で紹介。
感想・レビュー・書評
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日本のパンは世界最高レベル、と褒めてくれるフランス人もいるそうです。思わず頬が緩む話ではありませんか。
あるコーヒーの本には、日本のコーヒー店のレベルは世界に比べても高い位置にある、というようなことが書かれていました。
ありがたいことに日本人は世界的に高水準のパンとコーヒーに簡単にありつける状況にいるということなのです。
これをいただかない手はありません。私はそう思います。
パンとコーヒーなら、そんなに高いものではありません。ちょっと懐が不如意でも、何かしら食べるのですし。
そんなわけで、ここ何年かの私のお気に入りは「パン屋巡り」と「豆を挽いてドリップして淹れるコーヒー」です。
今年のパン屋巡りは30軒を超えたでしょうか。
コーヒー豆は専門店のご主人にいろいろ尋ねながら、シングルオリジンを次々と試しています。
面倒くさいかな? と思っていましたが楽しいので意外でした。
それと、パン関連で、いろいろなポタージュスープも作るようになりました。紅茶も専門店で旬なものを買っています。
おいしいものを探したり選んだり作ったり、そういう時間の使い方も楽しいものですね。
著者・川口葉子さんは喫茶店とかカフェとかを巡り楽しむ達人。
彼女の視点から語られる世界はまたひと味違います。舌でなく、読んでおいしいお話です。紹介の店を訪れたなら、きっと舌もお腹も、そして心も満たされることでしょう。 -
主に東京都内が多かった。
シェフとの対談した時の話もあって面白かった。 -
行きたいお店が増えた。
パンとコーヒーはすてきな組み合わせ。 -
webサイト「カフェマニア」を運営していた方が書いているパン屋紹介本。
コーヒーにはあまり触れていない内容。
妙に文章が気取ってて、こそばゆいようなたとえがあって好きじゃなかった。
ナウシカがやたらと出てきたり。上手いとは言えないたとえだ。
もっと普通の文章で良いのに。
しかし、店主さんたちの出身店や、どういう経緯で今のお店をやっているのかがわかって面白かった。 -
行ってみたいお店がたくさん。最後の方がなんだか広告っぽく感じてしまったのは気のせいかしら
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住んでいる街、旅先の街。開いた扉の向こう側で、おいしいパンとコーヒーに出会う。カフェのあるパン屋さんを巡る、31の小さな旅。豊富な写真と文章で紹介
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全国の個性豊かなパン屋さんカフェレポート。
タイトルとはじめの言葉でコーヒーの比重も結構大きい?と期待感をあおりつつ、読んでみるとコーヒーの扱いはほぼなし。
長文でありながら文字が通常の写真下コメントレベルの小ささで読むのに根気がいる。
関東以北のお店は掲載がなく偏りを感じる。
作り手の思いやお店の歩みにフィーチャーしているためグルメガイドブックと思って食欲をみなぎらせて手に取ると肩透かしを食らう。
…とどうなんだろうな思いを抱きつつ読んだのだけど、パンより人に視点をずらし、腰を据えて読むとなかなか面白い。
人気店ともなると寝てない自慢がつきものの相当ストイックな模様。研究熱心でMでないとパン職人は務まらないな…と思った。
パンデュース店主の器用な人ならではの視点と言葉が痛快。器用でなおかつ持久力系ってパン屋問わず何でもできそう。うらやましいな!