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- Amazon.co.jp ・本 (545ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408103570
作品紹介・あらすじ
明治6年(1873)年に来日して、東京大学工学部の前身である工部大学校の初代都検(校長)に就任、日本の近代化に多大な功績を残したスコットランド人、ヘンリー・ダイアー。本国に帰国後は不遇の後半生を送ったダイアーが、日本滞在の体験と膨大な資料をもとに、欧米諸国の人々へ愛する日本の実相を紹介すべく執筆した「幻の大著」が、イギリスでの出版後約一世紀を経たいま甦る-。
感想・レビュー・書評
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通勤に読むには重かったけど、すらすらと読めるほど面白かった。
本の中に<日本人はこの改革で得る事があったのか>と書いてあって、この問いをいつも念頭に置かなければ国として衰退するって説いてるのだけど、これは日本の一生付きまとうテーマだと思う。 -
著者が母国に紹介する為の、日本の近況の分析であり、史料的価値は一級。
明治時代の空気というか、力の伸びがどう捉えられていたかを理解したい人には非常にお勧めだが、
一方で現代日本人向けの解説書ではないので、少なくとも明治期の歴史本を一冊通読した程度の予備知識がないと読みこなしがたい。 -
かなり、高い本ですがお薦めです。明治時代に工部大学校の教頭のH・ダイアー氏が当時の大学やその他について書いた本です。6年前に発見されて、つい最近翻訳された本です。
NHKスペシャルの明治にも登場し紹介されました。
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