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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784408106311
みんなの感想まとめ
経営の在り方や理念を深く考察する本書は、松下幸之助と本田宗一郎という二人の偉大な創業者を通じて、現代の企業に必要な価値観を提示しています。筆者自身が松下の元社員であることから、松下の哲学や逸話が豊富に...
感想・レビュー・書評
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経営本はあまり読んだことがない僕でも、一気に集中して読むことができました。
今のパナソニックやホンダに、偉大な操業者の理念が確実に受け継がれ進化していることに感動を覚えます。
松下の元社員だった筆者だからこそ知っている松下幸之助にまつわる逸話も紹介されています。
個性の強い松下幸之助と本田宗一郎の話が交互に書かれているので面白いし、勉強にもなるし、元気ももらえます。
それは、2人の偉大な人物を愛している筆者の熱い思いが、綴られている文章から伝わってくるからです。
松下幸之助の水道哲学が好きです。
全ての企業がこの哲学を持ってくれれば、生きやすい社会になるのになあ。
仕事に「意味」を持たせることに重きを置き、自力を尽くしたうえでの「他力本願」の考えを持っていた幸之助。
仕事に「夢」を持たせ、徹底した「自力本願」だった宗一郎。
対極的な2人のように見えるが、絶対にブレることのない明確なビジョンを持ち実行する点は2人とも共通しており、とても魅力的です。
ちなみに、僕が勤めている職場でも係単位の組織体制を廃止しグループ化され、係長職をなくしてフラット化を試みましたが、ただ部署名と役職名が変わっただけで、実態は何も変わっていません。
パナソニックとホンダの改革を知ると、がっくりしてしまいます・・・。
この本を読んで、最近報道されたホンダのF1撤退のニュースが個人的にとても残念に思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原点回帰、フィロソフィーのみぞ聖域を高らかに謳う日本の2大企業、ホンダと松下。この二社、創業者を比較し、経営の在り方をを問う。異質集団vs同質集団、どちらがどちらかは説明不要だろう。1973年にホンダと松下の現場の班長クラスが互いの社で交流研修を行った。研修後、ホンダ社員は「あんなに息苦しい会社はない」と言い、松下社員は「ホンダはでたらめな会社だ」と言い放ったという。これは松下の一糸乱れぬ規則的体制、ホンダのワイガヤを代表とする独創的社風を象徴する面白いエピソードで言える。風土は違えど大成を成すのに型などはなく、目には見えぬ会社の理念の重要性を見つめさせる一冊だ。
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