なぜ、江戸の庶民は時間に正確だったのか? 時代考証でみる江戸モノ65の謎 (じっぴコンパクト)
- 実業之日本社 (2008年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408107295
感想・レビュー・書評
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(15-18) レビューでこの方の他の本を見て読みたいと思ったのだが図書館に入ってなかった。とりあえずあったのを借りた。こういうネタ本は大好きなので楽しみました。しかし、ヨーロッパだってどの都市にも教会があって鐘を鳴らしていたと思うんだけど。イギリスの小説にも鐘の音で時間を知るシーンを読んだことがある。時間に正確なのは国民性って気もする。驚いたのはお辞儀の種類の多さ。お互いの身分でお辞儀のやり方がこうまで複雑とは。江戸城で実際の大広間を使って将軍に拝謁する予行演習が出来たとはビックリです。
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「時代考証」大事ですね。映画・TVで脚色されて次世代にまでも記憶される。
驚いたのは江戸時代、女性でも立ちションが多かったという事実、マグロのトロは猫の餌、皇室和宮は身長143cm内股歩行、刀の置き方、着物の上からではぶった斬りはほぼ無理、刀こぼれは一戦でぼろぼろ、白虎隊はフランス軍服にライフル。。。 -
興味あるし、
なかなか読みやすいなと思っていたのに、
3ヶ月もかかってしまいました。
なんでかな??
テレビ時代劇の時代考証の話も面白かったのに? -
へえ~っていうのが結構あった
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江戸時代はどんな生活だったのか?
時代考証のプロが明かすテレビや映画の舞台裏などなど。
時代考証の面からもためになる本。 -
江戸ものはいくつもあるが、時代考証家のテレビの裏話の本はあまりないので楽しかった。
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時代考証家の作者が書いた江戸の街の面白雑学。
質問に答える形式で書かれており、一つ一つが短くわかりやすく読みやすい。どこからでも読めるし、読み進めやすい。
落語好き、時代劇好きにはハナシの時代を理解する上でも、とっても興味深い一冊。 -
よくある江戸の文化風俗の紹介本だが、テレビ時代劇の舞台裏からのエピソードをふんだんに交えているのがユニーク。時代考証家の著者はテレビ業界の人でもある。また、紹介されるテーマはランダムだが、江戸の前期〜後期の差異をできるだけ書き分けてくれるように配慮してくれている。時代考証的に拘りたい正確さと、テレビ時代劇制作の制約や限界などのせめぎ合いを読み解くのが面白い。--- 2009.5.14
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わりと江戸とつく本は好きなのですがながーい江戸時代 私が読んできた本はどうも幕末の話がとても多かったようだということをこの本を読んで学びました
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『へー』っと思うだけの本は多いですが、解りやすく納得でき勉強になったなぁと思う一冊ですね。
昔の日本人って凄かったんだなって心底思いました。
時代劇やクイズの検証裏話なども載ってて、面白かったです。
読む価値あり!