中国 この腹立たしい隣人

著者 :
  • 実業之日本社
3.24
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408108810

感想・レビュー・書評

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  • 2011年3月8日(311の3日前)に出版された本だけに,内容的にはちょっと古いです(この時点では習近平は次期国家主席の最有力候補)。

    今読むと,全く的外れな予想もしていますが,なかなか正確な予想をしている部分もありました。

    2011年時点で「この腹立たしい隣人」というタイトルまで付けられてしまった中国ですが,2015年現在の日本人にとって,中国という存在の腹立たしさはさらに増していると思われます。

    日中国交正常化以降の親中ムードは,ほぼ完全に終わりを迎えました。
    かつては4000年?の歴史や愛らしいパンダなどに魅せられた日本人は沢山いましたが,,現在の中国にシンパシーを感じる日本人は果たしてどれぐらいの割合存在するでしょう。
    そんなことを改めて考えさせられた一冊でした。

  • 対談本と思いきや、辛抱さんの質問に、孔健さんが答えて、それに辛抱さんが返すといった感じ。

    孔健さんの回答は、今の中国人の模範解答のようで、興味深い。
    しかし、あまり驚きはなかったな。

  • 中国で、麻薬中毒者が増加中、自殺者も世界の30パーセントとか。しかし、この孔健という人物の本性が見えて、本当に孔子の子孫だろうかと(矢張りこんな中国の状況を説明されると)思ってしまう。このひと、論語よんでるのかしら。

  • 表紙を見てみると「対談」という雰囲気ですが、往復書簡みたいなもんです。
    読むとやっぱり辛坊さんは日本側、孔さんは中国側に寄った考え方になりますよね。

    しかし、いくらなんでも孔さんの「竹島の油田を日本と中国で共同開発」って意見はあんまりですよ。どこのジャイアン?
    中国は商標だけじゃなく土地までパクるんかい。

    孔さん程の知識人がこんな考え方じゃ、一般中国人がどう考えてるかなんて想像するだにウンザリしますな。

    12.01.25

  • 辛坊さんは大阪の頃から好き。
    なんと言うか、対談の相手方の中国人の方、孔子の末裔らしいが、中国の文化人としてどのくらいの人なんだろう。結局、力を付けて来た中国と上手くやった方が良いんじゃないの、という観点かな。
    どちらが正しいではない。
    「中国は絶対引かないから、共同開発するのが良いんじゃないの」なんて発言が、出て来るところがジャイアニズムだ。アメリカですら、筋を通す。
    力でルールをねじ曲げる、それに美を感じるような国って、土地があって人が居て力がついて来たから付き合っているが、誰からも尊敬はされないんじゃないかね。

  • borrowed on jun 25,11
    protect our territoy by army

  • 230510-関西系だけにやや品は欠けるものの、タイトル通りこの忌々しい中国といかに付き合うかの秘伝が込められている。法人税は低く消費税17%の税制改革を行ない国家としての経済基盤を明確にしている中国は日本にとって脅威である。海の国と山の国の格差も国家経済・共産主義の術を持ってすれば縮めることは可能であろう。オリンピックでの口パク、遊園地の翌週閉鎖が許されている人民民主主義国家であるからだ。2023/05/20

  • 菰野町図書館---三重県立図書館。

  • 2011-055。
    結構踏み込んで書いてある。
    中国のわがままぶりが明らかに。

  • ニュースキャスターでおなじみの辛坊治郎氏と、中国人の孔健氏の共作本です。構成としては、辛坊氏が中国の疑問を投げかけ、孔氏がそれ答えるという形で進みます。
    孔氏の回答がどこまで正しいのかは分かりませんが、中国人の考え方の一つを知ることができたので、その点で良い本だと思います。

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著者プロフィール

1956 年大阪府出身。早稲田大学法学部卒業後、讀賣テレビ放送に入社。プロデューサー・報道局解説委員長等を歴任し、現在は大阪綜合研究所代表。
「そこまで言って委員会NP」「ウェークアップ!ぷらす」「朝生ワイドす・またん!」「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」などのテレビ・ラジオ番組で活躍。近著に『風のことは風に問え―太平洋往復横断記』(扶桑社)、『日本再生への羅針盤~この国の「ウイルス」を撲滅するにはどうしたらいいのか?』(光文社)などがある。

「2022年 『この国は歪んだニュースに溢れている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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