- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408108964
作品紹介・あらすじ
いかなる時も強く生きていく知恵と心根。すべての日本人が立ち返りたい、「新渡戸哲学」の真髄。100年を経ていま甦る、歴史的名著。-『修養』『自警』抄。
感想・レビュー・書評
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「牛の歩みのように遅くてもいいから、一歩一歩と進み続ければやがて必ず千里の遠きに達することができる」 本書は、東日本大震災によせて復刊されたことを知る。平易で、わかりやすく、100年前に書かれたことに驚きを禁じ得ない。
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底本ではありますが、はじめての新渡戸稲造さん。お札で有り難がってることしかなかったけど、今の世にもぴったりな金言が沢山でした。どんな時代でも、本筋は変わらないのでしょうか。
体力のある時に武士道とか読んでみたいです。 -
逆境のときは、天が自分の力をためす機会を与えてくれたものだと思って楽しみ、順境のときは決して驕らず、逆境に在ったときを思い出す。そのような認識はあるが、油断しているといつでもその逆で、逆境を恨み、順境で慢心している懲りない自分がいる。自己啓発の名著を読むと、いつも甘えた精神に喝を入れられた気持ちになるが、この気持ちを忘れぬようにせねばと思う。
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震災後に編まれた本ですが、コロナ禍の今、特に役に立つと感じた金言が多くありました。
意外だったのは、新渡戸先生の時代は、貯金することや健康を省みることが、軽んじられていたようで、これらの大切さについても切々と説いておられます。
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再読3回目。特に逆境ではないが、順境に関する記述があったことを思い出し再読。逆境や順境の時に陥りやすい罠や、その時の心の持ちようなどについて、日本語特有のやわらかい言い回しが絶妙。勇気やアイデアが湧く。読むときで感じたり気付いたりするのが異なるのが本のいいところ。
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頑張り続けること、世のため、人のために全身全霊を注ぎ続けることが大切だと分かった
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第4章 四つの力を貯蓄する
金銭の貯蓄、体力の貯蓄、知識の貯蓄、徳の貯蓄。
非常にためになりました。
特に体力の貯蓄は、今まさに体力が落ちて気が滅入っていたところなので、なるほどと思いました。
徳の貯蓄、実践したいと思います。
第5章 臆病を克服する工夫
弱点の自覚から起きる気弱 。
自分の最善を尽くせば無作法も許される 。
正を守って恐れることなかれ。
自分の弱さに嫌になっていたので、弱さを乗り越えるヒントになりました。
柔らかく、そして力強い、そんな印象の本です。 -
良いこと書いてあって人に読ませたいと思いつつ、自分的にはあまり刺さっていない感じだった。
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最高に良かった!
これは人生のバイブルです!