- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408110103
作品紹介・あらすじ
伝説のマーケターがディズニーのやり方教えます!97%のリピートを生んだ「発想・特化・浸透」の仕組み。
感想・レビュー・書評
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唯一化のためにはどんなサービスや商品にもストーリーが必要だ、といろいろなところで見聞してはいたけど、いまひとつピンと来てなかったけど、ディズニーの具体例でなるほどたしかに必要だなぁと少しイメージできた。
ただ、その他の内容に関しては全体的に浅く広く、抽象的な内容が多くて、核となるような具体例はあまりなかったように思う。再現性がやや低いかなぁ。スゴイ人ってことはもちろんわかってます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
単にモノを売るだけでなく、ストーリーを添えてみることが感動とリピートのために大切な要素
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『ディズニー、NTTで実践した 「感動とリピート」のマーケティング』 渡邊 喜一郎
(レビュアー:デザイナー 伊波)
ディズニーといえば、素晴らしいサービスで入園者をおもてなししてくれる夢の国です。
私は幼い頃一度行ったくらいでほとんど覚えておらず、そのおもてなしを実感したことはないのですが、ディズニー好きの友人が多いため、いつも話を聞いてはディズニーで働く方々の仕事振りに驚いています。
そんなディズニーを運営するオリエンタルランドとNTT、まったく違うジャンルに感じる2社でマーケティングの方法は同じなのかと興味を持ち、この本を手に取りました。
本のタイトルにあげられているのは上記の2社のみですが、著者である渡邊さんが他に勤めていた会社での事例も多く紹介されています。それぞれがショートストーリーのように書かれているので、気になった事例だけ読んでいくのも良いかもしれません。
私が一番感動した事例は、テレビ電話を使って東京で結婚式をする孫と、地方で寝たきりになったおばあちゃんをつなぐというものです。今ではテレビ電話など珍しいものでもなく、こんなにも感動を生み出すものだったとは思いもよりませんでした。
私はこのような技術的なもので感動を与えているイメージがあまりなく、ディズニーのようなサービスとはまったく別物だと思っていました。ですが、根本の考え方はどんなジャンルでも同じです。この本を読んで、そのことに気付くことができました。
本の最後に「ビジネスに、人間に、たくさんの愛情を持とう」と記されています。
やはり「好き」という感情が何よりも大切なのだと感じ、私も誰かを幸せにできるような仕事ができるよう努力して行きたいと改めて思いました。 -
年間1000万人動員のカリスマ。ディズニーで大きな実績を残した著者。具体的生の体験から生まれた必然の定理がここにはある。どこの職場でも実践できる法則。感動してもらいリピートしてもらい長く愛してもらうが最大のポイント。1ページあたり1行のアンダーラインがあり、これを読むだけでも価値がある。
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マーケティングってこんなに細かく考えるんだ!
夢の世界の裏側ってものすごい現実的な計算してるんだ!って感じました。