- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408110110
作品紹介・あらすじ
三菱が作り上げた炭鉱の島。世界最大の人口密度だった島。無人のまま数十年が経過した島。観光上陸として人気が爆発している島。20世紀の日本がすべて詰まった島、軍艦島とは?誕生の秘密から「軍艦」化した理由、絶頂期を経て廃墟となった現在まで、軍艦島の全貌がわかる待望の書!
感想・レビュー・書評
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世界遺産に登録されることが期待されている軍艦島。
物々しく、同時に不思議なエネルギーを秘めたその姿に至るまでの成り立ち・最盛期・現在を、解説と豊富なカラー写真とでコンパクトによくまとめ、資料性が高い内容です。
写真集はよく目にしていましたが、「入門」の題に相応しくこの1冊で軍艦島の全体像がよく分かり勉強になりました。
読むと実際に行ってみたくなります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
廃墟系写真集のようなものを予想していたが、軍艦島の歴史や現状(=観光資源や歴史的価値)などが綴られていて興味深かった。今となっては、昭和(という時代)にタイムスリップできる貴重な場所なのかも...。
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上陸する前に読めばよかった。見所がたくさん載ってます。それ以前にどこかに行く前に予備知識があるとないとで目の付け所が変わりますね。
どんどん朽ちてしまっている軍艦島だけど、見学通路さらに増やしていただきたいなァ。あと、今回は池島炭鉱に行けなかったけれど、これ読んでさらに行きたくなった。次は絶対行く! -
6月、軍艦島に初めて上陸しました。行く前に読めばよかったなあ、軍艦島のことが詳しくわかる入門書です。7章を読むと、著者の方はしみじみと軍艦島がお好きなのだろうなあと思う…(笑)。
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旅
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"九州長崎県にある半島から約4キロ沖にある端島。この島を多くの人が軍艦島とよぶ。島の周囲は約1.2キロほどの小さな島に集合住宅のような建物が所狭しと隣接していて沖から眺めると確かに軍艦のように見える。
この島では黒いダイヤとよばれる良質な石炭があり、三菱が炭鉱採掘するために作り上げた島だ。最盛期には世界最大の人口密度となるほどの人員が住み、生活を営んでいた。1959年には5259人がこの島に暮らしていて、その人口密度は8万3600人/キロ平方メートルになる。これでも控え目な計算で、島全体の面積に占める人口密度を計算したもので、島の中で居住できた面積はもっと狭い。
この島に興味を持ったのは、映画007スカイフォールで悪の組織が根城にしているという想定で描かれていたシーンを見たため。ただの廃墟なのだが、不思議な目を引く魅力がある。
今では観光もできるらしい。一度行ってみたいものだ。" -
よくわかる軍艦島入門書でした。
オススメ -
軍艦島に魅せられて何度も通っている方の写真。夕暮れの軍艦島の写真がとても素敵だった。
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レビュー省略