- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408111971
感想・レビュー・書評
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東京都の地形について、川の流れや上水の引き方を歴史的な観点と高低差から紐解いていく一冊で、最近自転車に加え歩くことも増えた自分にぴったりの一冊でした。特に印象に残ったのは玉川上水の引き方が、ほとんど平坦な多摩地区にあって尾根沿いの一番高い場所に引かれている、ということ。まぁ上水なんで高いところにつくっておく方が流しやすい、っていうのはわかるけど、玉川上水の経路についてその観点で見たことはなかった。まちを歩きながら、その場所にそれがある理由を考えてみるのは楽しいですね。多摩地区の話もたくさん出てきて、読んでて楽しめた一冊でした。
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東京は確かに高低差が多い町。それを解説してあるので、非常に面白い。
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日常すぎでもはや気にもしていなかった坂道や高低差にいろいろ納得。
同じ東京とはいえ,ふだんいかないところの地理感覚がさっぱりないこともよくわかった。丸の内や南西のあたりの話は言葉だけ言われても,そしてその個々の地名自体は知っていても,位置関係がわからないのでGoogle Mapを見ながら読んでた…… -
地理学的、歴史学的視点から東京の街を検証する。
・皇族の館は白金台、高輪台に多く、政治家の邸宅は目白台、早稲田、神田川の北の丘に集中しているとか、・江戸時代、日比谷公園一帯は海で、銀座は江戸前島という島だったとか、・東京の東部低地の中でも、亀戸や平井は標高がマイナスになっており、その原因は、かつて工業地帯だった江東区で大量の地下水を汲み上げたことによるものだということ等々、興味深い話が満載です。 -
東京地形の知識や感覚があまりないので、8割ついていけないのを気にせずにザクザク読んで2割くらい楽しみました。
また、時間がたってから読み直したら楽しめる部分が増えるかも、と感じる。 -
東京の地理的特徴については、既に色々な本も出ているようだが、歴史、丘・谷、鉄道、川・水路について、コンパクトにまとまっていて、分かりやすかった。紹介されていたポイントには、行ってみたいと思うものも多く、東京の地理が身近に感じられるようになる一冊だった。
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普段何気なく都心部や多摩地域にサイクリングをしている。地形とそれにまつわる土地開発の様子をわかって走れば、さらに楽しみが増すと思った。
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先日読んだ「家康、江戸を建てる」の検証ができました。
書店でなんとなく購入した一冊でしたが、こいつは凄かった。東京の街を散歩したくなる作品です。
著者プロフィール
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