南北朝動乱 太平記の時代がすごくよくわかる本 (じっぴコンパクト新書)
- 実業之日本社 (2017年5月31日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408337005
感想・レビュー・書評
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非常に真面目にコンパクト。
自身の教科レベルの浅い知識に補足されるような内容で、南北朝動乱の行く末が追いやすい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
北朝と南朝に分かれた御家人たちが繰り広げる、どったんばったん大騒ぎ!
室町幕府終焉の”応仁の乱”は、敵と味方が裏切りまくりでグダグダの訳の分からない乱は別として、
源平合戦、幕末、戦国時代と時代の変わり目にはドラマがあって面白い。
鎌倉時代の終わりと室町時代の始まり。
その動乱の中、日本の歴史上唯一、二人の天皇が同時に存在した時代がある。
南北朝時代の五十六年間、京都の北朝と吉野の南朝には別々の天皇が存在した。
なぜそうなったのか。
持明院統と大覚寺統の両統から順番に天皇を輩出する仕組み、両統迭立が問題の導火線だった。
南北朝のことがよく分かる。
太平記を読んでみようかと思ったけど、とても長そう。
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