南北朝動乱 太平記の時代がすごくよくわかる本 (じっぴコンパクト新書)

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408337005

感想・レビュー・書評

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  • 非常に真面目にコンパクト。
    自身の教科レベルの浅い知識に補足されるような内容で、南北朝動乱の行く末が追いやすい。

  •  北朝と南朝に分かれた御家人たちが繰り広げる、どったんばったん大騒ぎ!

     室町幕府終焉の”応仁の乱”は、敵と味方が裏切りまくりでグダグダの訳の分からない乱は別として、
     源平合戦、幕末、戦国時代と時代の変わり目にはドラマがあって面白い。
     
     鎌倉時代の終わりと室町時代の始まり。
     その動乱の中、日本の歴史上唯一、二人の天皇が同時に存在した時代がある。
     南北朝時代の五十六年間、京都の北朝と吉野の南朝には別々の天皇が存在した。
     
     なぜそうなったのか。
     持明院統と大覚寺統の両統から順番に天皇を輩出する仕組み、両統迭立が問題の導火線だった。

     南北朝のことがよく分かる。
     太平記を読んでみようかと思ったけど、とても長そう。

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著者プロフィール

1973年、静岡県生まれ。青山学院大学卒業後、出版社勤務を経て歴史ライターとして独立。

著書に『元号大全』『図解 日本古代史』『図解 幕末史 増補改訂版』『図解 観応の擾乱と南北朝動乱』(以上、スタンダーズ)、

『南北朝動乱 太平記の時代がすごくよくわかる本』『戦国時代前夜 応仁の乱がすごくよくわかる本』(以上、実業之日本社)、

『室町時代人物事典』(新紀元社)、『もうひとつの応仁の乱 享徳の乱 長享の乱』(徳間書店)などがある。


「2022年 『イラストで思わずわかる 日本近現代史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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