やめる時間術 24時間を自由に使えないすべての人へ

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408339542

作品紹介・あらすじ

“長時間労働×ワンオペ育児"の中で編み出した誰でも再現可能なタイムスキルの全てがここに!

やめる時間術は3つの力がポイント
1 見える化力
2 引き算力
3 足し算力

やりたくないこと/やったらいいこと
100%やらないを心がけましょう。

――――「はじめに」より抜粋――――
周りの人には、多くのことを実現するために膨大な時間を使っているように見える、と言われますが、そんなことはありません。ただ、「使うべき時間と使わない時間」を分けて「やりたくないこととやったらいいこと」を100%やらないようにしている、それだけです。

本書では、普通の会社員である私が仕事と育児を両立しつつ、何度も何度も「時間がない」ことに悩んで試行錯誤した末に編み出した「時間術」を紹介していきます。

この本は「ただ時間がうまく使えない」という人のための本ではありません。家事や育児、介護、そして仕事といった色んな条件があるために、自分の好きなように時間を使うことができない人、何かを「やめる」ということに躊躇している人のための本です。そんなあなたのための「時間の使い方」です。

7 年前、時間がなくて毎日を焦って過ごしていた私が知りたかったことを書きました。 この本があなたの時間を取り戻すきっかけになればうれしいです。

感想・レビュー・書評

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  •  ワーママ(働きながら子育てもするお母さん)である筆者が書いている時間術だけあって、ものすごい説得力でした。これまで読んできた時間術の本はなぜか男性の、それも経営者やフリーランスの方のものが多く、会社員である自分に該当しにくい箇所が多々ありました。
     しかし、本書は仕事も子育ても、自分の趣味の時間も全てを大切にする生き方のノウハウを教えてくれました。

    特に「マイものさし」を持つという考え方はとても共感しました。「マイのものさし」とは自分の給料を自給計算して、それより安いサービスは使い倒せというのもです。また、部下に仕事を頼むか、自分でやり続けるか、思い切ってやめるかの判断をするためにも役に立つ方法も知れたので非常に満足です。


    また、最後には時間を削って削って、できた時間でこれからの人生をより良くするための方法(時間の足し算)も、知ることができました。やり方は以下の通りです。

    ・理想の1日を想像する。
    ・今と理想のギャップを洗い出す。
    ・理想に近づくためにギャップを消していく

    このシンプルな地図を学べたおかげで、今だけでなく、未来の時間まで整理することができました。

    • くまさん
      来年ワーママになるので、この紹介文章で
      この本を読みたくなりました!
      来年ワーママになるので、この紹介文章で
      この本を読みたくなりました!
      2022/08/03
  • Voicyでワーママはるさんを知り、本書を手に取りました。ワーママはるラジオを聞いている方は必読、聞いていない方は目からウロコの一冊です!

    ワーキングマザーなら誰もが感じる『時間がない』ことから来るモヤモヤを分解。単なる時短術ではなく、時間がないワーママでも自分らしく生きるための方法を、自身の経験をもとに具体的に示してくれます。

    今までにもワーママの理想の姿を述べていたり、エールを送ってくれるような書籍はありました。しかし、具体的にどうすればよいかわからず、かえってモヤモヤは膨らむばかりでした。
    そのため、すぐに現状を打破するための行動に移せる本書は、ワーキングマザーのバイブルになるのでは!?と思います。

    どんな状況でも自分らしく生きることを諦めたくない人にぜひ読んでいただきたい一冊です。

  • 筆者の方自身が時間の使い方に関して、学ばれているだけあって、知らなかった情報や、勉強になることも多くありました。(時間飢餓、コネクティングドットなど。)
    ハイレベルな情報もありましたが、意外にも、すぐに使えそうと思ったのは、朝ごはんは炊き込みご飯のみにして、余ったら夫の弁当に…という提案。
    野菜もとれるから、手を抜いている…という罪悪感もなくなるし、良いなと思いました。
    紹介されていた生協の「いつもくん」というサービスも初めて知りました。

  • 一日ドタバタしてたけど、
    私、今日何してたっけ。
    一日の終わりにそんなことを思うことが多々ありまして。
    この本を5回繰り返して読んでアタマに叩き込んで、すぐに時間術に取り組むことに。

    まずは時間の見える化で、
    ふせんを使って一日のスケジュール確認。
    そこから見えてくるのは膨大な使途不明時間と蒸発時間···
    たぶん、ダラダラスマホ見てるとか、ボーっとするとかね···

    時間財布を持ち、常に時間の支出を意識。

    この時間は投資なのか?
    消費なのか?
    それとも浪費?

    どんな時間を選択するのか、
    意識しながら時間を引いたり足したり。

    これを繰り返しすことで、
    時間の使い方がよくなって、
    自分に自信がついてくる♡

    言われてみればすごく当たり前なことなんだけど、
    自分の理想の24 時間の過ごし方や、
    人生で大切にしたいことをちゃんと把握していないと、
    自分にとって最適な時間の選択はできないものですねえ。

    これからも時間の使い方の試行錯誤をしていきます!
    本当にいい本でした。

  • 自分の時間の使い方の可視化をまずはしてみたいと思った。
    本の中で紹介されていたマザーテレサの言葉は覚えておきたいと思った。
    思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから。
    言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。
    行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。
    習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。
    性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。

  • 時間がない人は、自分が使った時間を把握できていない。24時間入っている「時間の財布」を持ち、何にどれだけ使ったかを明確にしよう。

    私たちの時間は、「生活時間」「ルーチン時間」「自分時間」の3つに分けられる。時間がないと感じるのは、「自分時間」が足りていないときだ。

    自分にとって優先度の低い時間を引いていくと、満足のいく時間を増やすことができる。

    「理想の24時間の過ごし方」を書き出してみよう。すると、理想に近づくための気づきが生まれる。

  • 育児、家事、仕事をしていても、自分時間は作れる。
    まずは自分のスケジュールを書き出して、全体像を把握したいと思った。
    コストパフォーマンスを考えて行う順番を入れ換えたり、ただSNSをみている時間を減らすなど、時間の使い方を考えたい。

    生協のネットスーパーで定期購入、朝ごはんは決まったメニューにするのも取り入れられそうだ。大事なことに思考を使えるように仕組み化していこうと思う。
    この本を読み終えて、時間を見直すきっかけになって気持ちが前向きになった。

  • ワーキングマザーのはるさんが
    書かれた本。

    時間を引き算したり足し算したり。
    限られた時間だからこそ、
    こういうことを実践できたら
    すごく有効な時間の使い方ができると思う。

    だらだらSNS見てる時間て、
    けっこうあるもんなぁ。

  • コイツ、デキる!!

    読んでいて、コイツ、デキる!!と唸ったこと数知れず。各施策の組み合わせや章立てがかなりバラバラではあるが、外資系コンサル出身を謳う人達のこぎれいな時短本よりも、濃密で具体的で鬼気迫る迫力があり、たたみかけるように持論を展開する文体も気に入った。
    一つ一つのエピソードが読者の行動変容のスイッチを押すような説得力を持っていて、真似して現実を変えている人もいるんじゃないかという内容。時短系のコンサルやライフコーチなどいろいろやってくれそう。夫婦揃って過重労働に苦しむ全ての子育て家庭に推薦したい本。

  • 時間の使い方が上手くないなーと思いながらもどうしたら良いのか分からなかった。この本を読んで、めんどくさいなーと思う家事にはどのくらい時間を使っているのかストップウォッチで把握してみたくなったのと、朝ごはんメニューの固定は家族と相談してみようかな。

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