もりくいクジラ (クジラむかしむかし)

  • 実業之日本社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408360348

感想・レビュー・書評

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  • おじいさんの語りべで物語が始まります。もりくいくじらと村の男たちとの海のドラマは圧巻。そしてラストはやっぱり少し悲しいのです。ほかの生命を頂いて生きるとはそういうこと。たくましく生きる村人たちとくじらのお話。

  • モリクイと呼ばれるリーダーのクジラとそれを追いかける漁師たちとの壮絶な闘いの物語。
    生きてゆくために命を奪うことの厳しさが伝わる。古い日本語も美しい。

  • 人間は昔から、動物を捕り、食しているんだ・・・

  • 捕鯨反対の環境団体に腹立ちを覚えるのは、コレを幼少期に何度も読んだからだと思います。
    赤羽末吉氏の、見開きで描かれる捕鯨のシーンは圧巻。
    1頭のクジラと1人の若者と1つの村の命をかけたお話。
    クジラを倒した わぁい♪ではないのです。

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著者プロフィール

1931〜2010年。奈良県五條市に生まれる。
日本児童文芸家協会会長、梅花女子大学教授などを歴任。主な作品に『新十津川物語』全10巻、『山へ行く牛』(偕成社)、『サーカスのライオン』(ポプラ社)などがある。1993年、北海道新十津川町に「新十津川物語記念館」が開設される。
紫綬褒章・旭日小綬章を受章。

「2021年 『かくれみの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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