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Amazon.co.jp ・マンガ (664ページ) / ISBN・EAN: 9784408394596
みんなの感想まとめ
テーマは「性の抑圧」と「差別」であり、作品は植民地化や資本主義社会への鋭い風刺を交えながら描かれています。手塚治虫の独自の視点が光るこの作品は、読者に深い思索を促します。特に、雑誌掲載版のラストがS・...
感想・レビュー・書評
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手塚治虫が「性の抑圧・差別」を描いた作品。
西洋の東洋の植民地化に対する風刺や、資本主義社会への風刺も。
雑誌掲載版は「性こそ生の根源である」とする、まるで
S・キューブリックの『アイズ ワイド シャット』
みたいなラストだなあと思った。
キューブリックも手塚治虫も最後はここに行き着くのか。
自分は、単行本化にあたり新たにストーリーが書き換えられた、
「性を永遠にこの世から消し去ってしまう」という、
人類が破滅に向かうラストのほうが余韻があって好きだ。 -
チームラボ猪子さんがおススメしていたので読んでみる。感想、特になし。
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猪子さんのコメント
大人は、絶対に本当のことは言いません。大人は、きれいな部分だけ得意です。つまり、あなたが、人間について本当に考えるならば、大人から聞ける話というのは、偏っているのです。残念ながら。あなたは、あなた自身で、いろんな時代の本を読んで、時代ごとの偏りに気付き、自分自身で考えるしかないのです。子どもに本を、と言われ、子どものころ読んだので内容を忘れてしまったのですが、なんとなく、この本を思い出しました。 -
ドラゴンボールにおける、ナメック星でナメック星人に加えられる残虐行為が、
あまり感覚的にどうという印象を与えないのと同じ道理、つまりは自分から遠すぎる為に重ねようが無い痛みという事なのですが、
話の中の無性人間がスラップスティック調にワラワラ殺されていく流れに関しては、それと近い印象を受けました。
話が複雑になるのを防ぐ為でしょうが、余りに理念も糞も無い所で派手な行動に出るキャラクターが多く、なんかもう無茶苦茶やったなと言う読後感しかない所が正直ございます。
これ完全版という事でオチのバージョン違いも掲載されている訳ですが、
これは結構面白い差異を産んでおります。
手塚治虫は完結作品を後に修正しまくる事で割と有名な所があるそうで、評論家によるその辺りへの言及が最後の方に掲載されており、これがかなり面白い内容になっております。 -
始終セックスについて語っているのだが全然色っぽくなく、読後強く印象に残るのは、生まれたての雛鳥のように親を慕う子供たちの姿であった。「個」ではなく人間という「種」の話だからかな。
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1967年。漫画サンデー。
世相とともに漫画の流行も変化の時代。
最初から大人マンガの人だったのではという程のペンさばきはさすが。
「どろろ」「火の鳥」への変化は苦悩の選択という感が否めないけど、この作品は実に楽しんで描いている感じ。
先生もこの頃は細かいタッチが苦痛だったと言っていたらしい。
エンディング改変については村上知彦さんの説がもっともらしい。 -
大人向けの雰囲気ですが、もう少し重厚感欲しかった記憶…手塚作品ゆえ期待が強かったせいもあるかな
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2019/11/10読了
手塚作品の大人向けダーク作品ばかり読んでいるなあ。タイトルと表紙絵に惹かれて読む。
60年代に描かれた作品で当時の世界情勢なども盛り込まれている話のはずなのに、現代でも当てはまるというかこうなったらどうしようという不安…。
戦争の戦力をこんな風に作り出したら…性の多様性は良いけど、性器の存在についても変わってしまったら…など色々考える。
何より雑誌版とコミックス版の終わり方の違い。どちらもアリだし考えさせるなあと思った。 -
シリアスとギャグの中途半端なバランス
ストーリーのメリハリのなさ
退屈
ここからブッダや陽だまりの樹、アドルフが生まれたと思えば… -
第三の性の人間を生み出し戦争や労働力に使うプロジェクト。
オリジナルの結末(予定調和版)と単行本版(悲劇の結末)の両方収録
分厚い -
まんが
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手塚治虫の児童漫画脱脚を狙う第一作。雑誌掲載版と単行本版2つのエンディングを収録。・・・というのを知らずに読んだのでまだページが残ってるのにハナシが終わってビックリ。元の木阿弥だろうが雑誌掲載版の方が個人的には好き。付録もエロくてステキ!
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うーん。
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手塚作品で最も好きな作品の一つ。
セックスできないがゆえにセックスを殺そうとする。
中性的なキャラ。あるいはトランスヴェスタイト(異性装)が頻出する。こういう題材は難しいが物語についてよく考えさせられる。
二つ結末があって、完全版では両方読むことができる。
海辺で黄昏れて終わる、雑誌掲載版の方が雰囲気があっていいかなとは思う。話的には消化不良だけど。 -
えぐいよね、うん。
手塚治虫はすんげぇなやっぱ!って思った。 -
妻が区民センターの図書室で借りてきました。
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おとなしく集まっといた。
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発達心理学に即して言えば、生まれたばかりの赤ん坊はぼやけた視覚しかないのだという。
与えられた視界に、それぞれモノとして分別をつけていき、後々“パパ”とか“ブーブ”といった言葉を獲得する。私たちは生まれながらにして、対象を分別する能力、差を見出して類型化する能力をもつという訳だ。
それは私たちが世界に生きていくために行うことである。生きるということはあらゆるものとの衝突の前段階的発達を伴っている。 -
内容(「MARC」データベースより)
実在・架空を問わず様々な民族・国籍・性別・年齢・職業の人物が、ある種のデフォルメによって描かれ、人間の幸福とは何かを問いかけてくる痛快SF巨編。単行本未収録だった雑誌連載版や多くの記録を収める。 -
私が持ってるのは文集ビジュアル文庫だけど、イメージがないのでこちらで。
このあたりの手塚の絵は、まだ線が水あめみたいな粘りをもちつつ
サトウサンペイのテイストを必死こいて真似てる感じが非常にほほえましく、大好きです。
無性人間の顔の色っぽいこと!! 男バージョンも女バージョンも、ほんとに必要最小限の線で描いているのに、ぞくぞくするほどセクシー。このあたりは独壇場だよね。
終わり方の見えない、手塚によくある尻切れトンボタイプのストーリーだけど、
その割に一気に読めるし、なにより手塚自体が最後まで飽きてない感じがしておもしろい。
でもまあやっぱりラストは投げ出し感がなぁー。 -
シンプルなタッチでコミカルな雰囲気なのに色々えぐい。
男でもない女でもない無性人間の話。エロスとシュールさがいい感じ。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
手塚治虫の作品
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ああ、この完全版を持っていたはずなのに本棚に見当たらないので売ってしまったようです。。。