ライオンは眠れない

  • 実業之日本社
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本棚登録 : 167
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408394824

感想・レビュー・書評

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  • 山之内家ってほんまにあるのかというちょっと変なとこが気になりながら。。

    預金封鎖、ほんっま嫌やわ。
    いつ、今使ってるお金の価値が下がるかヒヤヒヤしながら生きてるけど、いつかくる未来なんやろなぁ。
    年金も貰われへんやろし、ながーく生きるのが良いのかわからん世界になるやろな。
    お金貯めるばっかりじゃなくてやりたい事やって食べたいもの食べて、一日一日を充実させて生きていこうとより腹を括れた。

    最後のイギリスの諺好きやった。

  • 古い本だから…ではないでしょ。
    何も感じません。
    出版されてすぐに読んでても同じでしょう。

    他者の本の批判(あとがき)はいらん。
    時間無駄にした。

  • 政治のことを知らない人は読むと知ることができる。こういう時があったのか、その前、今、これからはどうなのだろうと政治を知りたいと思うきっかけ作りになれるかも。

  • 日本、中国、アメリカの3国を動物に例えて各国の情勢を語っている作品。

    今となってはこういった、国の方針大丈夫?とか、今の国は間違っていると断言している本は多いから普通だけど、当時は革新的だったんですね。

    でも、わかりやすく書いてるから、人気が出るんですよね。
    これも一つの策略かもしれないですね。

    何が本当か、どんな情報を自分に取り入れるのかは、これからの時代で養わなければいけない必須な力!

  • 古い話なのか、実感もなく何も感じなかった。

  • "古本屋で購入。寓話という語りで、今後の日本のいく末を憂いを持って予言した本。
    構造改革を進める中、失業率上昇、自殺者増加、解散総選挙、新党発足、そして・・・という話。日本の借金をどうにかするには、こんな方法しかもうない?という警告の本。
    さて、その方法とは??"

  • 小泉さんの頃の自民党を意識して書かれた本。
    あの頃に読んでたらおもしろいって感じたのかな
    f(^^;)
    小泉さんが良かったか悪かったわからないけど、
    話題に事欠かない人だったよね☆
    本の最後に、
    「著者から読者へ」という項目でちょっと触れているが、
    「チーズはどこへ消えた」の類書と勘違いして買ってくれるのを期待して書いたでしょって言いたくなるような本。
    なんなのか伝わってこない本でした。

  • 4-408-39482-3  109p 2002・5・1 初版5刷

  • 昔流行した本を読むと後出しジャンケンで見られるから面白い。
    各所に小金持ちの心の琴線に触れそうな小道具が散りばめられていい胡散臭さです。
    色々狙って書いている感が満載なので私の好みの本なのですが、ページが少ないのが残念です。

  • ■書名

    書名:ライオンは眠れない
    著者:サミュエル ライダー

    ■概要

    小泉内閣の宣伝本。
    寓話形式で、この時代(2001年)から先の未来を予測した一冊

    ■感想

    概要に書いた通り、昔の小泉内閣の宣伝本です。
    (いくら金もらったんだ?という感じです。)

    結局、この本の予言通りにはならなかったという現実がありますが、
    それがよかったか悪かったかは分かりません。
    小泉さんの後は、基本的に1年で首相が変わって、迷走しています
    からね・・・

    実際、この予言通りになったら、現状どのような日本になっていたか
    は分かりませんが、それも少し見てみたい気はしました。


    また、この本では、"破壊"を一つのキーワードにしていましたが、
    正確に言えば、壊さなくても新しいものは生まれる場合があると思
    うんですよね。それが一般的にイノベーションと言われているもの
    なのでは?と思いました。

    あと、壊したから生まれるのではなく、生れたから壊れる(衰退する)
    場合が多いようにも思いました。。。まあ、時と場合によりけりな
    んでしょうけど。

    破壊については、2,3個過去の例を挙げて、さも、それが全てという
    言い方は好きになれなかったです。

    まとめると、今さらこの本を読む価値は皆無です。

    ■気になった点

    ・壊さなくちゃ新しいものは生まれない。

    ・あらゆるものはうつろいやすいもの。

  • 国家財政が破たんする手前まで来たある国の財政。

    それを乗り切ろうとウルトラCを画策するライオン王。
    しかし、これには、国民に多大な痛みがかかる。
    命をかけ、国のためにと思えども眠れない日々が続く。

    まとめると『預金とめ デノミ実行 踏み倒し』といったところでしょうか?

  • 小泉政権のころに流行った本。日本の経済が破綻している現在、「痛みを伴った改革」をすることで日本は改善されるとし、小泉政治の構造改革を支持している。さらにデノミネーションや通貨改革、財産税などの思い切った政策を実行し、国民の財産を取り上げることで財政危機を立て直すことを良策と説いている。改革のためには破壊が必要とし、それは前進のための破壊なので前向きに捉えるべきと言っているが、そのような破壊的な政策が実行される事により生活できなる人々や生きていけなくなる多くの人々の事は置き去りにしている。またその後の具体策も語られていない。非当事者による無責任な意見である。

  • 小泉政権のころにはやった本。
    なんだったんでしょうね。

  • 日本の財政を寓話に見立てて予言した本。
    薄くって読みやすく、わかりやすい。
    しかも、サブプライムローン問題とか、原油価格高騰とか、当たってるんじゃないの!?この予言‥
    デノミとか預金封鎖とかって知らなかったけど、
    福田首相がデノミ論者らしいし‥
    いや、増税すらもできない今の政府にはとても無理と思うけど‥‥
    まあ、さすがにデノミや預金封鎖はある意味“脅し”的要素なんだろう。
    医療や介護の問題を考えるには、国民の負担や財政問題を考えていく必要もある。
    さもないと、このままでは、本当に日本は破たんするよってことだ。

    どうもこの本を書いた人は日本の財務官僚あるいはエコノミストらしい。
    サミュエルライダー‥さむらいだー‥‥
    とりあえず、もうちょっと財政の勉強をしよう。
    そう思わせる戦略だったのかも?
    だとしたら、あたりだね!

  • 日本の経済破綻、預金封鎖。

    怖い話がいっぱいです。

  •  作者が中国で偶然手に入れた寓話は、日本の未来を予言する内容だった。小泉政権に対する不安を寓話を通して考えます。<br><br>

     寓話と小泉政治が似過ぎていて、本当か?と疑いました。確かにシンクロニシティは信じるけど、ここまで同調していると非現実的。寓話はもっと比喩的な内容だったら面白いかも。聖書だってキリストの言葉が比喩だからいろいろ考えるんだから。<br>
     メインテーマは『創造のための破壊』。ですが、日本神話の破壊と創造の神・須佐之男命の魂が、時代の転換期に為政者に憑依するという考えが一番興味深かったです。<br><br>

     絵本作家の立花尚之介が表紙絵・挿絵を描いてます。絵の雰囲気と政治的な内容との一致はともかくとして、線が良いと思いました。

  • GW中に5冊は読みたいと思いましたが、これは短い作品で、3冊目になります。龍の国と鼠の国と鷲の国があって、鼠の国にライオン王が登場し、国を立て直すために改革を遂行していくと言う内容の本ですが、もちろん、現在の日本を書いているわけです。
    ライオン王の他に、ジャジャネコ大臣、タカ長官、ハト代表など、思わせぶりな登場人物ですが、何となく中途半端です。もちろんこれは寓話ですから、あまりシリアスに突き詰めることは意に反すると思うのですが、それでも、少し寂しい。この本は結構売れていると言うことですが(豊田氏が進めていると言う噂だからでしょうか?)、うーーーーん、改革の中身は、それだけに興味が行き過ぎて、どうかな??最後は明日には明日に風が吹く??? 2002.5.2

  • 考えさせられる本だ。読後に何か不安が残る。

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