だれかのことを強く思ってみたかった

  • 実業之日本社 (2002年11月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784408395067

作品紹介・あらすじ

「私たちはどのくらいの強度でここに立っているのか」。16篇の短編小説と厳選された約100点の写真が織りなす「東京」をめぐるコラボレーション。なにげない日常風景、空虚な生活をたんたんと描写する小説との連続に、心の奥底にしまったはずの"記憶"が熱を帯びて甦ってくる。

みんなの感想まとめ

日常の中に潜む記憶や感情を、独特の視点で描き出す作品。東京をテーマにした16篇の短編小説と約100点の写真が織りなすこのコラボレーションは、私たちがどのようにこの世界で立っているのかを問いかけます。見...

感想・レビュー・書評

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  • 見なかった記憶 がすごく印象に残った。

  • 「何かを見たという記憶より、見なかった記憶のほうが、色濃く心にのこっている、ということがある。

    会えた人より会えなかった人。
    口に出せたことより出せなかったこと。
    手に入れたものより、どうしても手に入らなかったもの。

    それらは空白としてではなく、ある確固とした記憶として私のなかにある。」

  • 佐内氏の東京写真が良い
    短い3ページほどの小さい風景
    角田光代の小説に出てくる登場人物は
    誰でもなくて誰にでもある感じが良い

    そういう人たちの小さな日常が集まった東京
    リアルな過剰すぎない東京の匂いがする

  • 【ジャケ評】
    佐内正史の写真がすごくいい。
    昼間の写真家だと思っていたので夜の写真は意外だった。

  • 写真とショートストーリー。東京が好きならいいと思う。

    高円寺にすみたい。 さとこ

  • 080219

  • 写真集としてはすごく好きですが、自分にはやはり角田さんの感覚、というか書きたいことは好めないと改めて思った一冊。
    角田さんの本の読後感は、生活の、疲れている面を強調されてるような感覚になる。
    それは日常で充分感じることなので、わざわざ読みたいものではない。
    佐内さんの写真には、いつも自分の感覚(とりわけ嗅覚と色彩)との相似点をおぼえる。
    似た風景がすきなのかもしれない。

  • 気付いたら絶版になってて慌てて買った。
    (ハードカバーが欲しかったので)
    ジャケ&題名買い。
    これから読みます。

  • 最初、角田さん自身のお話かと思ったら、小説だったのですね。
    あまり強く印象に残りませんでした。

  • 短編をめいっぱい読みたいと思った。佐内さんの写真が全部カラーだったらよかったのに。

  • 「東京」をテーマにした、佐内正史の写真と角田光代の短編。
    この本は角田さんの短編集の中でもお気に入りの一冊であり、角田さんが何冊か出しているコラボ本の中でも抜群の相性の一冊だと思っている。写真も小説も、強烈な印象を残すものではないのだけれど、いつか見た風景のような、自分が経験したことのような…懐かしさと寂しさを同時に感じさせられた。
    心地よい不安定さ…みたいな。矛盾しているようだけど。

  • 私たちはどのくらいの強度でここに立つのか。東京をめぐる短編と写真が、忘れかけていた
    記憶と無意味で空虚な現実とを奇跡的につなぐ。『JN実業の日本』の連載の単行本化

  • 角田光代が好き。佐内正史も好き。だからこの本が大好き。

  • 大好きな写真家のおひとりですvV

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著者プロフィール

角田 光代(かくた・みつよ):1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。90年「幸福な遊戯」でデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『かなたの子』で泉鏡花文学賞また『紙の月』で柴田錬三郎賞を、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、21年『源氏物語』の完全新訳で読売文学賞を受賞。その他の著書に『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『わたしの容れもの』『月夜の散歩』などがある。

「2025年 『韓国ドラマ沼にハマってみたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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