ミルトン屋敷の謎 五人と一匹 (1) (五人と一匹 1)

  • 実業之日本社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408395104

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  •  最年長のリーダー・ラリィ、頭の良さが自慢のぽっちゃり少年ファット、ラリィの妹でネコ好きのデイジィ、明るいムードメーカー・ピップ、ピップの妹で最年少のベッツ、そしてファットの飼い犬・バスター。子供探偵団+名犬(???)が活躍する「五人と一匹」シリーズ第1段。

    「火をふく小屋」
     家主の留守中に庭の小屋が炎上。子供たちは探偵団を結成し、犯人探しに乗り出す。
    「消えたシャムネコ」
     コンテスト優勝常連のシャム猫が盗まれた!? 下働きの少年にかけられた嫌疑を晴らすため、探偵団は調査を開始する。
    「ミルトン屋敷の謎」
     荒れ放題のミルトン屋敷。3階の1室だけに人が住んでいる形跡があるのはなぜなのか?

     推理要素は薄く、地道に手掛かりを追って行く、ホームズと警察小説の中間のような感じ。
     比較的古い作品で初訳も1967年だが、改訂が入っているためか、元々そうなのか、意外に読みやすい。
     70年代以前の児童向けミステリーは「いい子ちゃん」のイメージを勝手に抱いていたが、この作品はそうでもなかった。人様の家に無断で入り込むわ、偽の証拠をバラ撒くわ、手掛かりとおぼしき物を持ち帰るわ。やりたい放題だな(笑)。
     予想以上に楽しく読んだが、キャラクター性が強くないのが残念。始まったばかりというのもあるが、あまり活躍できていない子がいる。シリーズが進めば、キャラも立ってくるだろうか?

  • ファット、ラリイ、デイジイ、ピップ、ベッツ、そしてスコッチ犬のバスター。五人と一匹が、様々な難事件を、勇気とチームワークで次々に解決。64年刊「火をふく小屋」「きえたシャムネコ」「ひみつのへや」

  • 児童文学の王道のような物語。今読むと定番過ぎているように感じられるが、子どもたちに安心して読ませられる本の代表だろう。読んで、楽しいと思って、本を好きになってくれると良いな、と思います。

  • 子供に読ませたいミステリー
    オレンジの果汁であぶり出しとか、この本で覚えること結構あったような気がする
    子どもと警官が仲良くするシチュエーションとかかなり憧れていたなあ

  • 謎がものすごく簡単で、「わざと?」っていうくらい子供たちはわからない。
    でもおもしろいです。

  • あっさり読めます。
    5人の子供と1匹の犬の探偵団が村の色々な事件を解決。
    身体は子供で頭はなんとかってやつをちょっと髣髴させますが
    殺人はないし、ちょっと意地悪な警官も愛嬌があって
    非常に子供にもテンポよく読める短編集。
    外国の作品なのにも関わらず、お金が日本円に訳されているところが
    親切だと思いました。

  • 小学生のときに帯に惹かれて買ってしまったシリーズ第一作。
    厚さはあるけど文字は大きいので読みやすい。
    読書が苦手な人でもがんばれば(笑)読めるかも。

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