人生を成功に導く星の教え

著者 :
制作 : 神田 昌典 
  • 実業之日本社
3.29
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本棚登録 : 120
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408395357

感想・レビュー・書評

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  • 最近(2014.7)、神田昌典氏が多くの本を立て続けに出版されていますが、これは新たなステージに入る前の最後の収穫作業のようですね。

    このような予想ができるのも、この本で詳しく解説されている「春夏秋冬理論」を10年ほど前に理解したからです。以前読んだときは、まだレビューを書き始める前でもありましたし、久しぶりに読み返してみました。

    現在(2014.7)の私の季節は「夏の3年目」、昨年まで全速力でアクセルをふかしてきた勢いを制御して来年から始まる秋に備える、ある意味大事な時期です。この本を読み返して自分の季節を改めて振り返る良い機会を得る事ができました。

    私の場合、かなり昔まで遡って分かりましたが、冬の季節に新しい環境で何かをスタートしています。あと4年で何らかの形で新しいスタートがきれるように準備をしようと心に決めた私にとっては記念すべき本となりました。

    この本の内容ですが、人生は3年ずつ1サイクル12年で春夏秋冬を迎える。どの季節が良いというのではなく、各季節にはやるべきことがあり、それを克服していないと12年後に似たような問題がやってくる。

    生まれたときの季節は変わらないもので宿命のようなもの、現在の季節は自分の努力でかわる運命のようなものです。季節のスタートは春ではなく「冬」最後に実りの「秋」を迎える。と私ならこの本を纏めます。

    以下は気になったポイントです。

    ・事業を大成功させる人に共通するのは、引き際がうまいということ(p4)

    ・億万長者の上をいく大富豪は、誰かに決めてもらう「占い」ではなく、「情報」として、自分自身の「判断材料」として活用している(p22)

    ・夏生まれの特徴:現実的目標設定型、秋:反応型展開型、冬:楽観的展開型、春:理性的目標設定型(p44)

    ・夏生まれの特徴は、タフネス、目標に燃えて単独でも頑張る、岩を砕く波のような心強き人、ネバーギブアップの精神である、実利的で実際的な能力が高いから確実性・信頼性がある(p62)

    ・同じ季節同士は、価値観が似通っているから居心地がいいけれど、そのぶん緩んでしまって違いが生み出せないなどのリスクはある(p86)

    ・夏の季節に生まれた人は、秋・冬・春の順で上昇して、また次の夏がめぐってくる(p128)

    ・自分の生まれた季節は宿命、いま現在、あなたが生きている季節は運命である(p129)

    ・人生は死ぬまでスパイラルワールド、ひとつの課題をクリアしたら、次なる深い課題が用意されている。自分自身を成長させるために、自分で用意したプログラムである(p130)

    ・冬のキーワードは「解放」、秋の収穫を3年間してきたうえで新たなものが始まる段階。秋に経験したことを「気づき」「きっかけ」の材料にする(p135)

    ・冬の一年目は、誰が自分の協力者であり支持者であるかを見極めて選択する(p137)冬の二年目は実際の土俵をつくるために模索(p138)

    ・春のキーワードは「感知」冬の3年間を通して、さらなる上昇にむかって探求・検証する(p145)春の三年目は「破壊と創造」(p146)

    ・夏は「反応」行動を起こす、夏の二年目には自分の限界に挑む、三年目は収穫を意識しながら、手放す勇気・捨てる勇気も必要(p152)

    ・秋は「確認」どんな結果にも意義があることを学習する。1年目は自分を信じて流れを感じる、2年目はやりたいことを何でもやる、三年目はすべて収穫と認識する(p158)

    ・人生は自分のまいた種の結果の積み重ね、その季節をどう感じるか、見て、聴いて、触って、嗅いで、味わうか、それは貴方次第である(p164)

    ・真実の解答は、あなたの心の中にある(p168)

    2014年7月5日作成

  • 神田昌典氏協賛ということで手に取った。よくありがちな占い本とは違い、神田氏も來夢氏も占いを 「ツール」 ととらえているところに好感が持てた。ホームページで自分自身を診断してみたが、納得できる個所と 「意外な一面」 の両方があった。現在の季節サイクルは今の現状にぴたりと当てはまっていて驚いた。

  • チェック項目7箇所。大成功する人の共通点は引き際がうまい。継続的に成功する人は常識的な経営論では、まったく説明できないことをさりげなくやってしまう。大富豪は星占いを活用する・・・あくまで情報として判断材料として活用している。「自分を知る」自分らしさの勘違いを見極めるために・・・思い込みや既成概念に振り回されていないか?過去の経験で、自分を縛り付けていないか?他者からの評価を鵜呑みにして、翻弄されていないか?違う誰かを目指して頑張っていないか?頑なに固執していないか?夏生まれの特徴・・・現実的目標設定型。他者との関わりでは規律や約束を守る。何事も忍耐強く取り組む。目標を掲げて一から段取る組織を作り上げる・・・松下幸之助、本田宗一郎、カルロス・ゴーンなど。自分の今、生きている季節は冬2年目。

  • 來夢氏著の『春夏秋冬占い ベーシック編』 http://booklog.jp/users/ikutahr/archives/4763184512 と内容が重なる部分がある。しかし、本書でよく読むべきところは、プロローグの神田昌典氏の言葉だ。占いは信じない、という方にこそここを一読することを薦めたい。

    この本のエッセンスは、「毎日の生活に、自然のリズムを取り入れて、バランスを保っていく」。というのは「従来のマーケティングやマネジメント、あるいは、心理学の知識範囲ではつかめないこともある」から。人間は自然界に生かされているのだから、適切な距離感を保ち無理せずに立ち振る舞うことで自らの力をうまく発揮できる、と私は解釈している。「活用」の実際を模索していきたい。

  • 占星術…

    こういった占いの類は、あんまり好きじゃないのですが、こういった考えを元に、自分の得意分野や性質・性格を見つけることが必要なのかなと思いました。

    ちなみに自分は、やっぱり冬生まれで、「起業家タイプ・メッセージ性の強いタイプ」でした(笑)



    ↓ 学んだこと ↓



    ・億万長者は占星術を信じない。しかし…大富豪は、活用する。(1985年5月15日、『ニューヨークタイムズ』より)

    ・冬生まれには、メッセージ性の強い人が多い。

    ・同じ季節同士は居心地が良い。

    ・幕末維新の志士は冬生まれが多い。

    ・冬生まれ…起業家、春生まれ…実務家、夏生まれ…管理者、秋生まれ…癒し人

    ・冬⇔夏と春⇔秋は活性化、冬⇔春、冬⇔秋、春⇔夏はサポート

  • ※2005.2.27売却

  • お借りして読みました。
    私は今年が春3年目でした。来年から夏です。

  • 今ひとつなにが言いたいのかピンとこなかった。
    いいことは言っていると思う。
    題名は星の教えとなっているが、星の事はほとんど出てこない。
    成功しぱなしはなくて、浮き沈みがあるから覚悟しておくという考えはとても良いと思った。

  • 人と人との組み合わせで見る「春夏秋冬理論」が参考になった。私が妻と一緒になったのは、対等で切磋琢磨する夫婦になりたいと言う私の希望通りだったのだと、改めて確認。私は、男性で、関東生まれで、理系学部を出て、夏生まれ。妻は、女性で、かんさいうまれで、文系学部を出て、冬生まれ。

  • 季節サイクルを味方につけ、自分を知るツールとして活用することも面白いと思います。

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著者プロフィール

アストロロジャー

「2017年 『誕生日大事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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