猫なんかよんでもこない。その3 (コンペイトウ書房)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 108
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408411774

作品紹介・あらすじ

オレはひろった子猫をポコと名付けた。猫ギライのチン子とウメサンのため里親探しがはじまったが、小さいポコはすっかりオレ達になついてしまう。チン子をハハオヤだと思って後をついていくポコ。オレの耳たぶをオッパイ代わりに吸うポコ。正直いってオレは、ポコが可愛くてたまらなくなっていた。

感想・レビュー・書評

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  • チンちゃんが不憫で泣けてくる。

    元々外で過ごすことが多かった猫を閉じ込める。
    足を触られるのを嫌がる猫の足を拭こうとする。
    兄弟と育った家をいきなり出る。
    知らない人(しかも超神経質、猫飼いに向かない)と一緒に暮らさなきゃいけない。
    どれをとってもストレスだっただろうに。
    ウメさんのふとんに粗相をしたのも分かる。

    クロは元ボスだから、登場した黒猫は本当に子孫だったんだと思う。マダラちゃんの子供にもクロの子供がいたのが嬉しかった。

    あと、結婚式で
    「うちの息子をよろしくお願いします。」
    って言われたら普通は
    「こちらこそよろしくお願いします。」
    という所。
    「はい、頑張ります。」
    じゃねぇわ。
    ウメさんはとことんズレてる。

  • チン子さんの気持ちが分かるくらい一緒に生活してきたの、すごい。
    どちらも幸せになって欲しいよ〜

  • ウメサンとの関係がうまくいって、暮らしに変化が訪れる。
    自分の幸せとチン子との板挟みになるオレ。
    わがままなところもあるけど、ポコを決定的にいたぶることなく我慢しているチン子さん。
    人間関係が大事。クロもポコも大切。
    だけど、ことこの物語に関しては、オレとチン子フタリの関係性、絆が主題のような気がする。ソウルメイト?のような特別な存在なんじゃないかな。

  • 兄貴がまたまた良いね

  • マンガと現実は違うから、そんなに簡単だったとは思わないけど、そんな風にパートナーって決まるものなんですね。

  • とにかく猫がかわいい♡
    仔猫のポコがチン子(先住猫)を母猫と思って戯れるのがかわゆすぎる〜

  • 気づかずに3巻から読んで
    しまったせいか、評判ほどの
    感動はなかった。

  • 1巻から、着実に責任ある猫飼いに成長していた。人間の都合で生活圏を変えられたチン子のその後が気になります

  • 相変わらずの生活に、なんと子ねこのポコを飼い始めることにより、チンコの態度が硬化する。
    そんなこんなで、いつの間にやら、オレが右往左往しているうちに、結婚する運びとなり、引っ越しまで。
    変わりゆく生活の中、チンコも、ポコもそれぞれ適応しようとしている。。。。。

    なんてかわいらしい、すてきな生き物なんだろう、猫って!

    杉作さんの愛情が本からにじみ出てくる。
    ほのぼのとしてくるのは、前作2冊同様。

    次作では、引っ越してからのチンコの姿を書いてくれるそう。
    楽しみです。

  • チン子と子猫のポコと飼い主の新しい生活。今回は特に飼い主の思いが綴られていたようです。ちょっと心痛くなることもあり、みんなの幸せを願ってます。

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著者プロフィール

新潟県新潟市(旧亀田町)出身。プロボクサー引退後に漫画家を目指す。1999年に講談社の青木雄二賞を受賞、2000年に累計20万部のヒットとなる『クロ號』(講談社)で漫画家デビュー。『猫なんかよんでもこない。』(実業之日本社)が40万部のヒットとなり、2016年に実写映画化&テレビアニメ化される。他に『コクロ』『マル犬ロッキー』(講談社)など作品多数。『漁港の肉子ちゃん』(幻冬舎)のコミカライズも担当している。

「2023年 『こねこのすりすり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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