猫なんかよんでもこない。 その4 (コンペイトウ書房)

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408411781

感想・レビュー・書評

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  • 生きるってことは、時間が流れていくってことよね。時間が流れていると感じている間は生きていて、常に自分も、周りも変化していく。
    そのうち、時間が止まる。この世から消える時がくる。
    でも、時間は流れている。残されたものたちは生きていく、刻々と変化を繰り返しながら。

    私は、その時間に逆らってる。
    過去の一点に縛られて生きてる。
    流れる時間を受け入れられず、この時間をどう過ごしていいかわからずにいる。
    それでも、時間は流れていく。

  • 生き物だから仕方ないけど、寂しい。
    生き物でも人間でも、やっぱり思い出を語らないと供養できないんだなー、と。

  • この人の描く猫の絵がなんか、苦手で猫またいでいた。
    ところが、読み始めると図書館で4冊一気読み
    ボクサーだったが、網膜裂孔で引退
    同居して生計の柱だった漫画家の兄は田舎に引っ込み
    猫2匹との同居スタート
    出入り自由の半分外猫暮しと怪我
    クロとちん子(小さいから)のオスメスきょうだい
    絵柄が滝田ゆうっぽい
    実は滝田ゆうの絵も苦手だったのだ
    毛嫌いせずに、そっちも読んでみるかな

  • 素晴らしい本に出会えた。

  • オレとチン子の生活も終わりを迎えた。
    最初はアニキもいたし、クロもいた。
    途中から、ポコとウメサン、赤ちゃんも増えた。
    周りの人たちも優しい人が多い。たまにでてくる
    ナラちゃんも最後にいい仕事してる。
    だけど、これは、オレとチン子の物語。

    マンガを4冊読んだだけの自分でも、最後に昔
    住んでいた町に戻って振り返る場面では、
    たまらないなつかしさを感じた。

    チン子が亡くなってから描き始めたということも
    最後まで呼んで初めて知った。
    本当に、チン子&クロがいなかったら作者さんの
    今の生活はないんだろうな、と思った。
    ファンブックがあるみたいなので、そちらも読んでみたい。

  • 最後にこの漫画を描くに
    至った経緯がわかる。

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著者プロフィール

新潟県新潟市(旧亀田町)出身。プロボクサー引退後に漫画家を目指す。1999年に講談社の青木雄二賞を受賞、2000年に累計20万部のヒットとなる『クロ號』(講談社)で漫画家デビュー。『猫なんかよんでもこない。』(実業之日本社)が40万部のヒットとなり、2016年に実写映画化&テレビアニメ化される。他に『コクロ』『マル犬ロッキー』(講談社)など作品多数。『漁港の肉子ちゃん』(幻冬舎)のコミカライズも担当している。

「2023年 『こねこのすりすり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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