ふたりじめ (コンペイトウ書房)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 113
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408411866

感想・レビュー・書評

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  • 萌えた、ギュンッて音がした
    明日をも知れぬ戦国時代を、己が全てを出し尽くして翔けた武将と、そんな彼らに自分の全てを託した妻に焦点を当てた、少し風変わりな歴史恋愛もの
    織田信長を初めとした、戦国の雄らは伝説や漫画、ゲームの中にいるのでなく、ちゃんと血が通い、何でもない事に悩み、ありふれた事で憂い、代わりのいない“最愛の女性”を、自分らしいカタチでしか愛せない、どこにでもいる一人の等身大の男なんだな、と実感させてくれる、中身のある内容だった
    四コマ漫画が、武将夫婦らのイチャつきぶりを更に際立たせている
    男を女が支えているのか、それとも、女がいるから男は倒れずにいられるのか
    時代や常識が変わろうが、愛は愛。夫婦の数だけ、幸せも形を変える。傍目から見れば、不幸せに見えても、当人達からすれば、それが自分達に最も合っていた愛なんだろう
    単純に漫画として楽しんでもいいが、自分の大事な人への接し方を省みる、好いキッカケにもなりうるかな?
    どれにもタイプの違う夫婦愛が詰まっていて、年甲斐もなくキュンとさせて貰ったが、個人的に推しな話は、織田信長×濃姫の『ふたりじめ』 濃姫が謎に包まれている女性だからこそ、一層、魔王として現代でも畏れられている信長の彼女に対する不器用でカッコ悪いけど、一途な愛し方が可愛らしく見えた
    是非、他の武将夫婦の睦み合いを綴った2巻を出して欲しい、と思う一方で、信長×濃姫のみで描いて欲しい、とも思ってしまう

  • 今、歴史ものの漫画にハマっていてこれもドはまり。
    本郷和人氏の解説付きで分かりやすくて良かったです。
    この中では勝家&お市、忠興&たまかな~。

  • 読了

    絵柄と内容に惹かれて購入。

  • 女性キャラの「もーうっ(≧◇≦)」ていうのが可愛かった。

  • 似たようなコンセプトでもっとクオリティの高いものを知っているので期待外れ。

  • 織田信長・明智光秀・柴田勝家・細川忠興・立花宗茂・前田利家・豊臣秀吉の7人の戦国武将の夫婦の物語。戦国の世の話なので、悲しい出来事もあるわけだけど、夫婦のやりとりは微笑ましかったりする。利家とまつの年の差カップルは人間味あるよね。泣き虫利家を支える幼妻。巻頭カラーの4コマの各夫婦のいちゃいちゃっぷりいいなー。

  • 2014.03.08読了。「ツンデレ織田信長、ずるい明智光秀、なきむし前田利家…」という帯の本を書店で見つけ暫く手に取り棚に戻してを繰返した結果購入しました。本郷和人さんの解説の史実にプラスαの恋物語。「戦国夫婦物語」7組のお話です。全てに「ふたり○○」がつきます。7組、帯の3名以外では、柴田勝家、細川忠興、立花宗茂、豊臣秀吉が出てきます。もう少し絵が好みなら、もう少し内容が濃いともっと面白いとは思いますが、それでもなかなか楽しめました♪柴田勝家とお市のお話は意外だったのと、その恋物語に泣きそうになりました。勝家さま~萌え~です。

  • pixivの人気作家による描き下ろし漫画。戦国武将とその正妻によるほんわかした話を描いている。登場するのは、織田信長&濃姫、明智光秀&煕子、柴田勝家&お市、細川忠興&ガラシャ、立花宗茂&誾千代、前田利家&まつ、豊臣秀吉&ねねの7カップル。戦国時代の夫婦がテーマで、明智煕子や立花誾千代を登場させるあたりに、作者の濃ゆい歴女ぶりが発揮されている。そして、驚きなのが東大教授の本郷和人氏(歴史学者)による監修と解説が入っていること。どういう経緯で、このような不思議なタッグが生まれたのか興味深い。

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著者プロフィール

2014年1月に、戦国武将とその妻の日常を描いた『ふたりじめ 戦国夫婦物語』(実業之日本社)でメジャーデビュー。そのデビュー作がドラマCD化され、翌年2015年には、続編の『ふたりごと』を刊行。『あたしのフェデリカ』が小学館のスピリッツ賞に入選し、2016年9月~2017年8月まで、月刊スピリッツにて『だんだん街の徳馬と嫁』を連載。2020年4月に『恋い恋いつづり 文豪からの恋手紙』が発売された。

「2020年 『自分を傷つけずに不毛なマウンティングをかわす力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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