ハワイアン・マナ 71の教え 「マナあふれる人」に幸運は寄ってくる

  • 実業之日本社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408451596

感想・レビュー・書評

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  • 作者はハワイでヒーリングサロンをされている日本人の女性。
    15年前、呼ばれるようにハワイに行き、永住することにしたそうです。

    ハワイと日本は全く空気が違うそうです。
    年に数回、日本に帰るそうですが、その時はぐったりと疲れて早くハワイに帰りたいと思われるそう。
    それは湿度や風土の違いもあるけど、人の違いにあるようです。

    マナとは日本語にすると生命力とかスピリチュアルなエネルギーといった意味で、これは人間だけじゃなく物にも宿るそうです。
    そのマナがハワイではあたたかくあふれている。
    だから心地がいい。

    確かに私も10年以上前にハワイに行きましたが、心地よいところだと思いました。
    11月でしたが、暑くもなく、寒くもなく、そしてニコニコ笑った人が多い。
    だけど私はこの作者みたいにハワイにはそういう人ばかりだとは思いませんでした。
    それにハワイだけじゃなく、外国の人って笑顔が素敵だと思う人が多いから。
    笑顔がなじんでるというのかな。

    そんな風にこの本に書いてあることも「なるほど~」と思うこともあれば「そうかな?」と思うこともありました。
    これはいいなと思ったのは、「キャンセル、キャンセル」です。

    『何かに対して心配だ、心配だと思っていると、そこにばかりエネルギーがいってしまい、まずい方向に向かってしまうことになりかねません。そんなときは、自分が一番わくわくすることを一生懸命思い出しましょう。そして、心配事に対しては、「キャンセル、キャンセル」と、そこに向かいがちな意識の方向を変える練習をしましょう。』

    これは簡単にできそうだし、気づいた時に「キャンセル、キャンセル」と思うだけで別の方向に考えの流れを変えられそう。
    やはり続けるにはシンプルが一番です。

    所でハワイのあいさつ、「アロハ」とは、ハワイ語で愛、感謝、祝福、祈りなどという意味だそうです。
    この「アロハ」には一つ一つ意味があり、Aが親切、Lが調和、0が思いやり、Hが謙虚さ、Aが忍耐という意味だそうです。

    もっと楽しくて軽い言葉だと思っていたので意外でした。
    どれも人間関係を優しいものにするのに有効で、とても素敵な言葉だと思います。
    特にHの謙虚さは常に心において、身につけていきたい言葉です。

  • 素晴らしい教えがわかりやすくまとめられていて読みやすい本ではあるが、いわゆる 「ハワイアン・マナ」 の教えと著者個人の考えや価値観が混在しているように思えた。

    外国在住の方によくありがちなように、この著者も 「日本はダメ。ハワイはいい。」 という単純な二項対立のスタンスで書いている。ハワイの素晴らしさを伝えたいのはわかるが、「ハワイに比べて日本は・・・」 という向きが強すぎるという印象が残った。

    また、著者がこの本で述べている教えを著者自身は実践できていないではないか、と思われる表現も散見された。

    日本の歯医者で予約をキャンセルしたら歯医者のスタッフが不機嫌になったがハワイで同じことがあっても朗らかな声で「ザッッ・オッケー」と言ってくれた、という話を引き合いに出して、『 他人を許すおおらかな気持ちを持とう。』 と締めているが、他人の話を引用するならともかく自分の話を引用しているところに、著者の幼さを感じた。

    また、他にも極論だと思われる箇所がいくつかあった。

    参考にしたいところだけ参考にする、という読み方で十分だろう。

  • マナに対する知識を深める為にこの本を手に取りました。
    "All power come from within."
    取組み姿勢が内発的なものであるべきである、については賛同するなと感じます。

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