やさしく、強く、そして正直に 弱い心との向き合い方 (じっぴコンパクト 57)
- 実業之日本社 (2010年2月6日発売)
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感想 : 8件
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Amazon.co.jp ・本 (176ページ) / ISBN・EAN: 9784408452746
みんなの感想まとめ
人生の紆余曲折を経て、世界の頂点に立った著者が、自身の経験を通して「やさしく、強く、そして正直に」生きることの大切さを語る一冊です。小学生時代のいじめや、カナダでのモーグルとの出会い、オリンピック出場...
感想・レビュー・書評
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本書は2011年6月に読んでいます。
著者、上村愛子さんは、18歳で長野オリンピックに出場されましたが、現在は44歳ですか。
早いものです。
上村愛子さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。
---引用開始
上村 愛子(うえむら あいこ、1979年12月9日 - )は、日本の女子フリースタイルスキー・モーグル元選手。兵庫県伊丹市出身、長野県北安曇郡白馬村育ち。血液型AB型。2008年度紫綬褒章受章者。JOCスポーツ賞特別貢献賞受賞者。
冬季オリンピックでは、5大会連続(1998年長野・2002年ソルトレークシティ・2006年トリノ・2010年バンクーバー・2014年ソチ)で女子モーグル日本代表として出場し、いずれも4~7位の入賞を達成する。
---引用終了
で、本書の内容は、次のとおり。
---引用開始
世界の頂点を極めたモーグルスキーヤー上村愛子が語る、紆余曲折の人生。
小学生のときに受けたイジメ、カナダで出合ったモーグルスキー、3度のオリンピック出場、
挫折、選手活動の停止、ワールドカップ総合優勝、世界選手権2冠。
そして、アルペンスキーヤー皆川賢太郎との結婚。
タイトルの「やさしく、強く、そして正直に」は、自身が母を評した言葉。
そんな素敵な女性になりたいと語る。
「のんびりと、コツコツとしか進めない」と記す上村愛子の真実とは?
感動の特別寄稿「お母さんから愛子へ」も収録。
---引用終了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界のトップを歩んだアスリートとは思えない、とても優しく素直な感じを受けた本でした。きっと著者(上村愛子さん)の性格が出ているのでしょう。
この本は、4回目のオリンピック直前に書かれたものですが、ご存知のように、この後、5回目のオリンピックまで挑んでいます。こんなやさしい感じのする子のどこにそんなパワーがあるのか驚きます。
個人的には、最後には、メダル取らせてあげたかったな。(そんなこと言っちゃだめですね) -
自分を知ること、向き合うこと、頑張ることってなんなのか、考えていきたい。
そして、私も優しく強い人なりたい。 -
上村愛子選手って、本当にすごい人なんだなぁ。
努力って大切。
旦那さんとの馴れ初めが素敵だった。
ドラマみたい!! -
昨年のバンクーバーオリンピックで惜しくもメダルを逃し、
涙を流したモーグルスキーヤー・上村愛子さんの自伝的エッセイ。
「自分は心が弱い」ということを認めた上で、それを見つめ、
「強くしていこう」あるいは、弱いなりにできることを考えていこうとする姿勢を
感じられる部分もありました。
ただ、ちょっと記述が浅かったり、すらすらっと流れていきがちと見受けられたので、
読者をぐぐーっと引き込んで考えさせたり閃かせたりする要素は少なかったかなという印象。
それでも、上村愛子という人の魅力と…、ここが大事なのだけれど、誠実さっていうものが、
十分に感じられて、それだけで最後まで読めてしまうところがあります。
弱い心だなんていいますが、あれだけ誠実でいられるのは、弱い心にはできないはずです。
弱い心だと言ってしまえる一面はあるのでしょうが、強い面もお持ちなことを察しなければいけません。
いろいろな人から応援してもらって、「がんばって」と言ってもらって、そのすべての重みを
一身に背負おうとする姿勢には、「それじゃ潰れてしまうよ」とも言いたいし、
「素晴らしいです!」と拍手を送って見守りたい気分になったりする。
この本を読んでいて考えたのですが、
きっと、スポーツ選手が金メダルを獲るには、少なからずエゴイストの要素を持っていなくては
いけないんじゃないでしょうか。「自分が!自分が!」とか「自分のためだけに!」とか
そういうある意味身勝手さが必要なんだと思うんですよね。
それが、上村愛子さんには欠けている要素かもしれないです。
だけれど、一人の人間としては相当素敵な人で、なかなかこれだけの女性ってお目にかかれない。
おまけに綺麗ですし。
旦那さんの皆川さんは素晴らしい伴侶を迎えられたなぁとうらやましく思うくらいですね。
お幸せにしてくださいな。
さて、上村愛子さんはバンクーバー後に1年の休養ということでしたが、
その後、彼女の気持ちはどういう方向性を向くことになるのでしょう。
次のオリンピックを目指すのか、それとも退くのか。
その去就が気になるところです。
それと、最後に。
もうちょっとこの本の印象について触れるるならば、
それは、上村愛子さんと初めて会って話をしたら意外とウマがあって、
彼女がいろいろ話を聞かせてくれた、という感じ。
初対面の人には話せること、話せないこといろいろありますが、
その中でも出来うる限り心を開いて話をしてくれたっていう印象が
この本にはありますね。
150Pほどの新書サイズの本ですから、気軽に手に取れますが、
いかんせん、バンクーバー直前に出版された本ですので、
読みながら自分も臨戦態勢に入りたかったという人には不向きです(そういう人っているのかな)。
ずっと上村愛子という選手を気にかけてきた人ならば、
読んでみるといいでしょう。
その前に、彼女のブログがありますので、
そちらを覗いてみても良いでしょう。 -
カナダ・バンクーバー五輪が開幕しましたね。開会式は華やかでしたがかなり予定時間をオーバーしていました。
熱戦のスタートです。
「スポーツブックレビュー.com」
最初の一冊は、モーグルスキーヤー上村愛子の自伝です。
著者は高校時代から世界のトップで滑り続けてきたアスリート。
ワールドカップで日本人初の総合チャンピオン、世界選手権2冠など華々しい成績を残しています。
テレビCMでの明るい笑顔と、どんな状況でも真摯に取材に受け答えしている様子は、ご存知の通り。
そんな著者ですが、まだ手にしていない称号があります。
1998年長野(7位)、2002年ソルトレイク(6位)、2006年トリノ(5位)。
今回4度目の挑戦で、オリンピックのメダル獲得を目指しています。
4度五輪に出場するだけでもスゴイことだと思いますが、もちろん順風満帆だった訳はなく、ひたすら地道な努力を重ねていった様子が、本書では克明に記されています。
◆◆目次◆◆ プロローグ スキーとの出合い
第1章 世界の頂点から見えたもの
第2章 選手としてのわたし
第3章 大切な人たち
第4章 わたしの好きなもの
第5章 運命の場所で
エピローグ 愛子から皆さまへ
特別寄稿 母から愛子へ
愛子の軌跡1979‐2010
ワールドカップ・世界選手権・オリンピックの記録
モーグルスキーってどんなもの?
本書には同じ五輪代表で入籍されたばかりの皆川賢太郎さんとの話も、それからオリンピック後のことについても書かれています。
また、副題には「弱い心との向き合い方」とあります。
そこから彼女の人生観が読み取れるような気がします。
人生の荒波はいくつも彼女を呑み込もうと襲ってきます。
彼女は一つ一つ丁寧に、困難を克服していきます。
病気、仲間外れ、アスリートとしての心の弱さ、ケガ・故障。
ものの見事に全てをプラスに変えていく様子に、読後は爽快感を覚えました。
よくトップアスリートの活躍を「彼(彼女)は天才だから」と、一言で片づけてしまう人がいます。
でも、私が見てきたほとんどのアスリートの場合、それは当てはまりません。
彼らの努力を見れば、「天才」だから活躍したのではなく「努力したから」活躍したのだということがよく分かります。
本書は、どんな荒波や困難をも、努力によって打ち破り、呑み込むことができるということを証明しているような気がします。
荒波を呑み込み、モーグルのコブをいくつも乗り越え、著者が雪達磨のようにどんどん大きくたくましくなっていく様子、つまり、雪ダルマ型人生観を見習いたい方は、必読です。
【スポーツ本書評のスポーツブックレビュー.com】 -
2010/02.14G
モーグル決勝を観たあとに本屋に寄ったら、気付いたら上村さんの本がないか探していました、何で彼女はあんなにも綺麗で強くってカッコイイんだろうって知りたくなって。
こんな言い方が合っているか分からないけど、とってもファンになりました。
これからも、選手である彼女を応援したいし、ひとりの女性として彼女が言った言葉は忘れられない。
ありきたりな言い方であれだけど、ほんとにほんとに感動しました!ありがとう!!
上村愛子の作品
