世界のエリートがIQ・学歴よりも重視! 「レジリエンス」の鍛え方
- 実業之日本社 (2014年2月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408454948
感想・レビュー・書評
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目的:「強い心」を持つ秘訣を知り、実践する。落ち込みすぎな自分に対する防具のつもりで読んだ
一言で言うと:失敗しても立ち直れる、落ち込んでもすぐに回復し、挑戦を続けられる、そんな強い心を養うにはどうしたらいい?を筆者なりに解説した本
印象に残っているもの3つ
1失敗は3種類。「ミス」と「自分にはどうにもできない失敗」と「戦略的な失敗」。ミスは繰り返さない。自分にはどうにもできない失敗で責められても、必要以上に自分を責めない。「戦略的な失敗」は奨励される。
2自分の強みを活かす。心の支えとなるサポーターを作る
3仕事観は3種類。「ジョブ」「キャリア」「コーリング」
ジョブは、お金をもらうため。キャリアは次の仕事をもらうため。コーリングはその仕事自体が楽しいため。コーリングの方が人生の満足度高い
NA:強みを見つけよう。ストレングス・ファインダーやりたい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
★★★★★『リーダーのための「レジリエンス」入門』
を読んでから、2冊めの本になります。
両著ともに今の私には★★★★です。
いや、こちらの本は、テクニカルなことよりも、久世さん自身の想いが背景に強く、感じられたので、'ぐっと'くるものがあり、「腹落ち」→「身体的共振」迄あったので、★★★★★です。
特に、第六の技術【「感謝」のポジティブ感情を高める】、第七の【痛い体験から意味を学ぶ】は久世さんの人生観がそのまんま「レジリエンス」の具体例になっているのを感じました。
まだ、「レジリエンス」の知識とそれを育てる手順を手に入れた段階なので、
それを、自分のなかでじっくりと熟成させ、育てていくのにさらに良い刺激になりました。
2015/12/02