天使はモップを持って (ジョイ・ノベルス)

著者 : 近藤史恵
  • 実業之日本社 (2003年3月発売)
3.51
  • (16)
  • (43)
  • (76)
  • (2)
  • (1)
  • 本棚登録 :241
  • レビュー :55
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408504094

天使はモップを持って (ジョイ・ノベルス)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 深く刺さった、小さな棘のような悪意が、平和なオフィスに8つの事件をひきおこす。社会人一年生の大介にはさっぱり犯人の見当がつかないのだが―「歩いたあとには、1ミクロンの塵も落ちていない」という掃除の天才、そして、とても掃除スタッフには見えないほどお洒落な女の子・キリコが鋭い洞察力で真相をぴたりと当てる。
    「BOOKデータベース」より

    今この瞬間手元にある紙きれが、”ゴミ箱”という箱の中に入れた瞬間、何か汚れたもの、もう自分からは切り離されたもの、になるという感覚が、いつも不思議に思う.このことを考える時、人間は頭の動物なんだな、と思う.
    ゴミはその人のなにかを表す、というのは分かる気がする.捨て方に性格からくる違いなんかもあるんだろうな.
    清掃は、ちょと苦手だ.きれいになるとすごくすっきりして、気分が良くなるのに、なかなか重い腰は上がらない.なんとかして習慣にならないものかといつも思う.清掃人キリコを見習いたい.
    本書は会社内で起こった事件を清掃人キリコと社員の大介が解決していく話.ちょっとした一般にありがちな事件が解決していくときに、人情とかやさしさがあって、読んでいてほのぼのする.

  • 一番最初の章で女同士のややこしいのがあったので一瞬ウンザリしかけたけど、キュートなキリコにハマりました。鮮やかな謎解きは掃除の賜物。それを蔑むおバカも出てきたけど、それでも「この仕事が好きなの」と言い切るキリコにも、ひたすら理解し支える大介にも何だか感動をもらった気がしました。最後は「え?」となって、オチで「びっくりさせんといて!」となる訳で、近藤さんにやられました♪醜い感情も、弱さも、嫉妬も何もかも、キリコにお掃除してもらってピカピカになればいいのにな。

  • 部屋には人が表れる。インテリア、クロゼットの服、本棚の本。だけどやっぱりゴミと掃除には本性が表れるよね。片付け下手、掃除苦手な私には、若いのに清掃を天職としてるキリコちゃん尊敬。ラスト、すごくびっくりしたけど…遅まきながら大介ヤルジャン!

  • キリコの仕事の姿勢に感服します
    藤色のバッグのたとえ。見習いたい。
    ミステリーとしては、推理飛躍しすぎ?というところもありますが
    おもしろくて一気に読めます

  • キリコちゃんすごい◎◎
    素晴らしきプロ根性。

    謎は、キリコちゃんの素性と年齢でしょうか。

    最終話で、大介の家庭環境(しかもヘビー)が明かされるのは、ちょっと唐突だったかな。

  • 読みやすかった。

  • 読みやすい。二作目を先に読んでしまったので、面白さ半減してしまった。キリコみたいな女の子いるかな(笑)

  • 謎のあれこれはオフィスの暗黒面だが、快活で“清掃” にこんな大きな意味を、持たせることができるキリコを素敵に思う。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/14467757.html

  • キリコいい子だなあ。

  •  語り部である大介さんの勤めるオフィスで清掃作業員として働くキリコさんが、オフィスで起こった事件を解決する短編集。

     キリコさん自体は全然嫌じゃないけど、大介さんの働く会社の雰囲気とか社員の感じとかが胸糞悪すぎて読んでられなかった…。
     読み飛ばしながらも4話目くらいまで読んだんだけどね…。
     何かそこまで無理して読むこともないかな、て思ってやめました。
     文章も何か全然頭に入って来なかった。

全55件中 1 - 10件を表示

天使はモップを持って (ジョイ・ノベルス)のその他の作品

近藤史恵の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする