荒野に獣 慟哭す 完全版 スーパー伝奇バイオレンス 完全版 (ジョイ・ノベルス)
- 実業之日本社 (2003年4月17日発売)
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感想 : 3件
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Amazon.co.jp ・本 (1000ページ) / ISBN・EAN: 9784408504131
みんなの感想まとめ
人間の獣性や精神的変容をテーマにしたこの作品は、マヤ文明のカニバリズムを背景に秘境での冒険を描き出しています。20年にわたる作者の情熱が込められた物語は、読者を一気に引き込む力を持ち、完結したことで一...
感想・レビュー・書評
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現代の平井和正!夢枕氏の終わらないシリーズものに疲れてしばらく離れていました。整理するために本棚に眠っていた本をとってみる。読ませる力は相変わらずすごい。今回はちゃんと完結しているし、作者が20年かけて描き続けてきた物語を一気読みする楽しさは確かにあるね。なんだかキマイラ・シリーズも完結するらしいし楽しみです。
今作品の題材はカニバリズムの習慣をもっていたマヤ文明にからめた秘境冒険伝記バイオレンス。人間の獣性を引き出されてしまった存在はどうなってしまうのかを延々追い続けている作者。肉体的な変化もそうだけれど、精神的な変容は現代の異常に攻撃的な精神状態に陥る人間をみるとさらに興味深い。きちんとしたロジックがある分、獣の方がまだわかりやすいか。闇バイトに引き込まれていく者やXXX警察や突然自動車で突っ込んでくる者など、自分の欲望のままにケダモノ化していくまさしく獣化兵となっていく人間があふれた現代。昭和的な欲望ぎらぎらというより、なんだか制御するスイッチが壊れている感じ。悪はより一層悪い奴になっている。悪も進化したということか。現代の進化した獣化兵に対抗する自分のなんと非力なこと。こわいね。知力体力鍛えよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
凄いね。なんともすごい物語だね。
でも,途中獏先生に同じことを何度も聞かされるね。
短いセンテンスならまいいけど,結構長い講釈を何度も聞かされるね。
ニューギニアのなんとか族は族長が死んだらその子供が死んだ族長の体
のどこそこを食べる,というお話は3回以上書かれています。
こういうの,2回まではまあ念のために,と読むけど,3回目以降は気づいた瞬間に読み飛ばしている。たぶんそれで正解。
この本はもともとづいぶん昔に何冊かに分かれて発行されているので,その時は各本の単位でこういう同じ事-でも獏先生にとっては物語のなかでとっても大切なこと-をその本のたんびに説明していたのだと推察できます。
推察できた時点で,もうその後は一切読まない。
こういうの,紙の無駄ともいう。
でも1000ペジもあるから全体での比率はたいしたこと無いか,などと,どうでもいいことを考えてしまう。
そうしてこの本は値段も結構凄い。1800円する。
1ペジ1.8円。うーむ計算しやすい。
と,そういう話ではない。ふつうの厚さの本は,まあだいたい300ペジで1500円なので1ペジ5円もする。
そういう普通本と較べると,値段/物語 というぐあいに考える単価は大変に安いことになる。お徳かな。
でも分厚くて重いので大変に扱いずらい。キライです。
しかし、ちょっとマンネリ気味ではあるが、この物語のラストはなかなか唸るものがある。良く出来ました。丸。
あいかわらづ偉そうで、すまんこってすた。すごすご。 -
2006/10/16購入
2007/8/2読了
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夢枕獏の作品
