霧の迷宮から君を救い出すために (ジョイ・ノベルス)

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 56
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408504414

感想・レビュー・書評

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     『今日を忘れた・・・・』と同じタッチである。伊坂作品みたいに、ちょっと寝ぼけた感じの主人公と美しい女性が登場する。

     ラストのどんでん返しは驚く展開であるものの、必然性というか動機があまりに弱い。さすがに無料し過ぎだろうって感じ。残念だな。

  • 『動くものが見えない・・・』

    というあらすじに惹かれて借りたもの。


    うーん、可もなく不可もなく・・・
    敵(?)がしょぼいのがなんだかあっけない、というか安っぽいというか。

    狂ってるのは敵だけじゃなくて、むしろ自分、そして愛する(←笑)人達っていうのは、なんかありがちな感じでした。
    まぁ、最後に複線が生かされていたのは「あぁ、ここに繋がるのか」とすっきりしたけど。ていうか、繋がらなかったら由希先輩、なんか変なオバサンだから(苦笑)
    ヒロインのはずの志保なんて、ただ巻き込まれただけだよ可哀想に。
    主人公の隠れた俺様ぶりは八●を思い出しました。あー、懐かしいなぁ(笑)

    脳に傷がついちゃって「動くものを動きとして捉えられない」「動いているものは白く霧のように見える」「視覚で捉えるものは6秒毎の静止画」になるっていう設定はすごく面白いと思うんだけどなぁ。

    あーーなんか消化不良。
    カメの設定もイマイチだし。トリックありきで用意された感があって・・・。。。

  • ちょっと都合が良すぎるところが気になるものの、自分は結構嫌いじゃなかったです。後味の悪い感じのラスト。

  • さらっと読みやすいお話でした。視覚の障害をテーマとしたミステリーだったので、主人公の視点の描写が新鮮で、ラストとタイトルがマッチしていると思います。

  • 設定は面白いと思ったんですが…。
    なんだろう…なんか物足りない気がしました。

  • 設定は面白いんだけど、
    かなり雑な作りの話で色々台無し。
    作者の考えたあらすじに合わせるためだけに配置された
    行動原理が全然理解できない登場人物を見てると
    とてもイライラします。

  • 動くものを認識できなくなった人の話……というのは講演会で聞いて「面白そうだあ」と思っていたけど、ホントにこれは面白いぞ。動くものはすべて白い霧のように見えてしまう、という特異点を駆使したトリックには舌を巻く。ううむ、「ここ、絶対なにかあるよなあ」というのはいつもいつも思うのに、それが見抜けないんだよねえ(苦笑)。ま、見抜けなくてもその驚愕が楽しいんだけどさ。
    主人公が奮闘する後半は、まさに一気読み。動くもの認識できないのにどうやって犯人と対決するんだよ~と気をもんでみたり。でもその部分もしっかり解決されてるんだよなあ。しかもばりばり伏線あったじゃん!
    そしてなんといってもこのラスト……めちゃめちゃ私好みだあ(笑)。序章がアレだったんで何となく見当はついたけど、やっぱりこういうオチかよ! と大喜びしていました。そういえば、もしかしてタイトルにはこっちの意味もあったのかしら?

  • こういった大胆な作品って、プロットとトリックが
    噛み合ってるから完成するんですね。
    そういう意味では結構、ビックリする真相。

    なんだけど...やっぱり部分部分が大雑把に思えて
    読みながら気になってしまいます。
    ミステリーの面白さでもあり、ミステリーの弱い部分でも
    ある、トリックやプロットありきになってしまうと
    ストーリーがやや脆弱になってしまう...。そんな印象を
    受ける作品でした。

  • 2004年11月4日読了

  • 脳を損傷し、動くものを認識できなくなってしまったという設定は面白いです。
    が、その設定が生かしきれてない。
    ラストも微妙。すっきり霧が晴れませんでした。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『青鬼 廃校の亡霊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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