殺意は必ず三度ある (ジョイ・ノベルス)

著者 :
  • 実業之日本社
3.30
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本棚登録 : 735
レビュー : 88
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408504650

作品紹介・あらすじ

のんきを絵に描いたような鯉ヶ窪学園。敗退を続ける野球部グラウンドからベースが盗まれてしまう。オレ(=赤坂通)が唯一の下級生として在籍する探偵部員の総力を結集しても謎は解けない。後日、野球部とライバル校との練習試合終盤に事件は起きた。白昼堂々、球場で発見された野球部監督の死体に騒然となる両校関係者と捜査陣。動機は不明、球場ではアリバイ実験も行われるなど混迷をきわめる事件に、オレたち探偵部三人が事件に首を突っ込んだ。しょうもない推理合戦の先に待つものは…。

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず軽いノリで、、サクサク読めましたね。
    内容はあんまり残ってないけど、、(^_^;)
    「放課後はミステリーとともに」は結構面白かったんだけどな。
    部長が行き過ぎちゃてるな。

  • さらりとよめる。

  • 「謎解きは~」はいまいちだったけど前に読んだ「ここに死体を~」のテンションが好きだったからこっちも好み♪
    ただ続きものだった。今更「放課後は~」を読んでる。
    野球はそこそこにわかってるからトリックや解説も面白かったけど野球に疎い人はよく分かんないだろうなぁ。
    でもキャラ読みでも楽しいんじゃないだろうか。こういうばかばかしくもくすっと笑っちゃう会話とか好きなんだよね。

  • アリバイのトリックが面白い。微妙に現実性が欠けるけど、ユーモア仕立てなので不条理感は感じない。されに被さる叙述トリックもいいよね。

  • 騙されたか騙されていないかで言えば騙されたし、面白いか面白くないかで言えばつまらくはないのだけれども、だからと言って何?というキーワードがやはり残ってしまう。

    だってさ、犯人の意味がさっぱりわからない。第一の殺人は、ま、理解できなくもないけど、第二と第三の殺人がちょっと無理矢理すぎっていうか、こじつけすぎとしか言いようがない。

    キャラクター小説としては楽しめるのだけれども、ミステリーとしてみた場合、ちょっとそんなイメージかなぁ。

  • 鯉ケ窪学園第二弾。
    章タイトル通り、野球をテーマに殺人事件が起こる。

    ミステリとしては想像通りのトリックというか、可能性の一つのトリックとは思ったが、それとは別にまさかの落とし穴があって、そんな引掛けがあるとはまったく思ってもいなかった。東川作品はおもしろさの上に繰り返しもあるからか、謎解きを真剣にいつもしていない私でも「ちょっと解いてみようかな?」という気持ちにさせてくれる。敢えなくまさかの落とし穴を前に完敗したが、どんよりした気分がない分、謎解きを考えるのもおもしろいと思える。

    ただ一つ気になるのはキャラクター重なり具合。探偵部はアクが強すぎるからか定着はしたのだが、そのほかの登場人物がなんとなく東川作品によく居る人物に見えて来てしまう。生徒会長の桜井さんで特にそう思えてしまった。シリーズを重ねる毎にもっと芯が強くなっていくのかなぁと期待。

  • 野球をテーマとした殺人事件。「探偵部」の3人が事件解決を目指すのですが、最後の最後で言葉の綾に騙されていたことに気づかされます。。。
    会話とかもノリがいいので、読みやすかったかな(^-^)

  • 最初に読んだ鯉ヶ窪探偵部シリーズ。作者の野球好きっぷりがいかん無く発揮されてると思う。そしてこの話は単なるコメディーミステリーで終わっていない。エピローグに隠されたメッセージ、自分がなぜミステリ(野球でも可)が好きなのか、「所詮は観客にすぎなかった」という言葉、深いと思いました。

  • 「仕方がないわね」結局、桜井さんが最終的な決定を下した。
    「土山君、監督はあなたがやりなさい。 小さい器でも孔の開いたバケツよりはマシでしょうから」
    「ええッ、本気かよー」と、小さい器が嘆いた。
    「なんだ、面白くねえ」と、孔の開いたバケツが呟いた。
    今回のトリックも まさかまさかな展開で回転していきます。
    地面をも覆す大どんでん返しで 
    探偵もまさかのあの人がっ!
    東川さんの書く主人公はいつも 
    客観的な視点で 
    おもしろさを余すところなく伝えています。

    2011

  • 鯉ケ窪学園弱小野球部の中でベースが全部盗まれるという事件が起きる、それに続いて殺人事件が起き、その現場にはベースやグローブが置いてあり、謎が深まるばかり。殺人トリックは実に巧妙で、思いつきもしなかったので、とても面白かった。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『世にもふしぎな動物園』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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