腕貫探偵 (ジョイ・ノベルス)

  • 実業之日本社 (2007年12月14日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784408504926

みんなの感想まとめ

ユーモアとミステリーが絶妙に融合した短編集が展開されます。市民サービス課の臨時出張所にいる腕貫をはめた探偵が、様々な人々の悩みや疑問を聞き出し、独自の視点で解決のヒントを提示するスタイルが新鮮です。探...

感想・レビュー・書評

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  • 市役所の相談窓口に座る「腕貫」姿の謎めいた公務員が、市民が持ち込む奇妙な日常の謎や不可解な事件を、話を聞くだけで鮮やかに解き明かす探偵ミステリー

  • (収録作品)腕貫探偵登場/恋よりほかに死するものなし/化かし合い、愛し合い/喪失の扉/すべてひとりで死ぬ女/スクランブル・カンパニィ/明日を覗く窓

  • 唐突に主人公らしい腕抜探偵が出てくる。

    ううん・・。

    読後も微妙。

  • 安楽椅子探偵はあまり好みではないが、
    推理力には憧れる。

  • なんでそう推理したのかがでてこないので、ちょっとつまらない。

  • この表紙のイラスト...うわぁ...酷い。あんまりでしょ?
    と思って読み始めたら...確かにこの「腕貫」さんの
    描写を読む限りでは...このイラスト通りかもw。

    そもそもこの「腕貫」さん、名前すら登場
    しないという新たなスタイルの安楽椅子探偵。
    人のハナシを聞いただけで、解決に至るヒント
    を依頼人に、あくまでも推測ですが...的な
    ニュアンスで伝える。これまた探偵小説として
    如何なものかと思うくらいにユルいw。
    そこがこの作品のいい味なのです。

    殺人事件の捜査中の本職の刑事までもが
    この市民サービス課出張所で事件の概要を
    相談するなんてw。どんだけのオーラなんでしょう。
    軽めのユーモアミステリ好きなら結構
    イケるんではないでしょうか?

    しかもまさかの続編もあるようで、楽しみ。

  • 市民サーヴィス課臨時出張所。
    無表情に銀縁メガネの細身、腕には黒い腕貫をはめた男にさまざまな人が悩みや疑問を相談し、真相を知る話。
    ミステリ連作短編。

    読みやすいです。相変わらず人名や地名は読みにくいですが笑。
    ブラックな結末でも読後感は悪くない。短いしユーモラスだけどちゃんとミステリ。
    人物もよろしいよ。蘇甲くんたちも良いけど、スクランブル・カンパニィの淳子ねえさんが好き。

  • 妙な所に妙な出張サービス所。
    けれどそこに座って相談さえすれば、悩み事がきれいに解決。
    …というか、解決してしまう?w

    座って語るだけ。
    なので、こちらにも同じ情報量。
    なのにまったく予想外のお答え…というか、アドバイス?
    こういう出張所欲しいです。
    というか見てみたい?
    何せ相談できるような事件(?)はないですからw

    ちらほらと見た憶えのある人が出てきたりで
    ページを戻ったり進んだり。
    しかし、会社の話の続きが気になりますね…。

  • 腕貫探偵読んだ。前半はかなりワクワクするんだけど、後半に行くほどオチが弱くなっていく。クロハさんにかなりそそられたのでトントンかなあ。カンパニーの武士かっこいい。

  •  先に続編を読んでなかなか面白かったので、こっちも読んでみました。
     短編集なのですが、探偵登場部分のパターン化された展開が結構いい感じで。特に初めの2つの短編は、冒頭2ページはほとんどコピペ。鬱陶しく感じることの多いこの手法ですら楽しめました。
     解決されるのは日常的な謎が多く、また軽いユーモラスなタッチで描かれているのに、何かこう人間の悪意、業の深さが滲み出てくるようなテイストがいいですね。
     腕貫探偵の活躍が明確になる続編に比べ、あまりに影の薄い安楽椅子探偵なこっちのほうが、キャラが立ってていいじゃないの。

  • 腕貫って何??と思ったら腕にはめているあの黒い筒状の布でした(笑)
    名前が有ったのね(笑)
     
    登場人物の苗字が変わっていて「櫃」が付く市と建物の名前。
    これだけでも面白いのに内容も面白い。
     
    内容も読み易いので小学校高学年位から読めそうです
    自分でも頑張って推理するけど…当たらない。

     こちらも続編が読んでみたい

  •  腕貫をした役所職員風の奇妙な男が、持ち込まれる相談事に少しアドバイスするだけでスルリと謎が解けてしまう。変な安楽椅子探偵の連作ミステリ。
     また西澤さん、変な作品書いていますね。腕貫っていうのは市役所とかの職員がむか~ししていたような手首から肘あたりまでを覆う黒い腕章みたいなもののようです。作品の登場人物がなにか謎にぶつかり、困って腕貫探偵のもとへ相談に行くというパターンなのですが、この腕貫探偵、この人の名前も出てこない。腕貫をしているから腕貫探偵。ただただ悩みを聞いて、推理するというかヒントを与える役どころ。この物語の主役はその他の登場人物でもあり、この舞台となった街自体であり、それにそっと添えられるように腕貫探偵がいるのです。西澤作品で言うと、リドルロマンスに少しだけ近いかも。

  • 連作短編。腕貫って人の名前だと思ってたら、この方は名前わかんないんですね。お役所な体現。しかし名推理。謎部分は特に目を惹かないなぁ。キャラもいまいち、てかほぼ相談者の語りで、探偵は最後にさらっと述べる位で個性があまりない。人物描写はくどいけど、どうもぴんとこない。読みやすいけど、あまり印象に残らない感じ。

  • 2007年12月19日読了

  • 理屈のこねくり回し方が、如何にも西澤保彦。

  • 順番が来ましたらお名前をお呼びしますので

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著者プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業。
『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、1995年に『解体諸因』でデビュー。同年、『七回死んだ男』を上梓。
本格ミステリとSFの融合をはじめ、多彩な作風で次々に話題作を発表する。
近著に『夢の迷い路』、『沈黙の目撃者』、『逢魔が刻 腕貫探偵リブート』などがある。

「2023年 『夢魔の牢獄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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