- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408504926
感想・レビュー・書評
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(収録作品)腕貫探偵登場/恋よりほかに死するものなし/化かし合い、愛し合い/喪失の扉/すべてひとりで死ぬ女/スクランブル・カンパニィ/明日を覗く窓
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唐突に主人公らしい腕抜探偵が出てくる。
ううん・・。
読後も微妙。 -
安楽椅子探偵はあまり好みではないが、
推理力には憧れる。 -
なんでそう推理したのかがでてこないので、ちょっとつまらない。
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この表紙のイラスト...うわぁ...酷い。あんまりでしょ?
と思って読み始めたら...確かにこの「腕貫」さんの
描写を読む限りでは...このイラスト通りかもw。
そもそもこの「腕貫」さん、名前すら登場
しないという新たなスタイルの安楽椅子探偵。
人のハナシを聞いただけで、解決に至るヒント
を依頼人に、あくまでも推測ですが...的な
ニュアンスで伝える。これまた探偵小説として
如何なものかと思うくらいにユルいw。
そこがこの作品のいい味なのです。
殺人事件の捜査中の本職の刑事までもが
この市民サービス課出張所で事件の概要を
相談するなんてw。どんだけのオーラなんでしょう。
軽めのユーモアミステリ好きなら結構
イケるんではないでしょうか?
しかもまさかの続編もあるようで、楽しみ。 -
市民サーヴィス課臨時出張所。
無表情に銀縁メガネの細身、腕には黒い腕貫をはめた男にさまざまな人が悩みや疑問を相談し、真相を知る話。
ミステリ連作短編。
読みやすいです。相変わらず人名や地名は読みにくいですが笑。
ブラックな結末でも読後感は悪くない。短いしユーモラスだけどちゃんとミステリ。
人物もよろしいよ。蘇甲くんたちも良いけど、スクランブル・カンパニィの淳子ねえさんが好き。 -
妙な所に妙な出張サービス所。
けれどそこに座って相談さえすれば、悩み事がきれいに解決。
…というか、解決してしまう?w
座って語るだけ。
なので、こちらにも同じ情報量。
なのにまったく予想外のお答え…というか、アドバイス?
こういう出張所欲しいです。
というか見てみたい?
何せ相談できるような事件(?)はないですからw
ちらほらと見た憶えのある人が出てきたりで
ページを戻ったり進んだり。
しかし、会社の話の続きが気になりますね…。 -
腕貫探偵読んだ。前半はかなりワクワクするんだけど、後半に行くほどオチが弱くなっていく。クロハさんにかなりそそられたのでトントンかなあ。カンパニーの武士かっこいい。
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先に続編を読んでなかなか面白かったので、こっちも読んでみました。
短編集なのですが、探偵登場部分のパターン化された展開が結構いい感じで。特に初めの2つの短編は、冒頭2ページはほとんどコピペ。鬱陶しく感じることの多いこの手法ですら楽しめました。
解決されるのは日常的な謎が多く、また軽いユーモラスなタッチで描かれているのに、何かこう人間の悪意、業の深さが滲み出てくるようなテイストがいいですね。
腕貫探偵の活躍が明確になる続編に比べ、あまりに影の薄い安楽椅子探偵なこっちのほうが、キャラが立ってていいじゃないの。 -
腕貫って何??と思ったら腕にはめているあの黒い筒状の布でした(笑)
名前が有ったのね(笑)
登場人物の苗字が変わっていて「櫃」が付く市と建物の名前。
これだけでも面白いのに内容も面白い。
内容も読み易いので小学校高学年位から読めそうです
自分でも頑張って推理するけど…当たらない。
こちらも続編が読んでみたい