攪乱者 (ジョイ・ノベルス)

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著者 : 石持浅海
  • 実業之日本社 (2010年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408505206

攪乱者 (ジョイ・ノベルス)の感想・レビュー・書評

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  • 週末テロリストシリーズ。
    『扇動者』を読んでなかなか!と思ったので、こちらも。
    細胞と呼ばれるテロリストひとりひとりの小さすぎる撹乱行動、
    これで政府転覆を図るなんて・・・

    でも実際、今の政情をみると本当に攪乱者と呼ばれる何か見えない力が大きな作用をもたらしたのでは?とちょっと苦笑い。
    あとがきに作者が書かれていた時とまた違った混乱があってまた苦笑い。

  • レモンにアライグマ、新聞紙でテロ活動って……なんだそりゃあ。ちょっと予想もつかない、奇想天外なミステリ。
    テロの目的が「国の不安を煽ること」であるならこれは効果的だし、直接的に人を傷つけるものでもない、って点では見事です。謎としては面白い。だけど。
    終盤にかけての展開は、だんだん怖くなってきます。やはりテロリズムというのは賛成できるものではありません。こんな組織、本当にないだろうねえ?

  • 連作形式の短編集。途中までは読んでいて膨らんでいかない話に退屈気味だったけど、3人が沖縄に行ってからの宮古と久米の関係が深まっていく辺りから最後まで一気読みでした。
    最後の宮古の行動がちょっと急かしすぎな感はあったかな。もう1エピソード間に挟んでもいいんじゃないの?とは思ったけれど、愛故の行動としてはいささか短絡的に感じました。組織の正体が分かる続編も出てるみたいなので、そのうち読んでみようと思います。

  • 図書館で借りた本。

    細胞型組織の静かなテロ。
    なかなかカオスな結末。

  • 20141211

  • うーん、私にはちょっと・・・。

  • 「顔のない敵」や「この国。」に通じるところがあり、石持作品の中では好きなタイプ。構成も石持らしい凝り方で、人工度が高いほうが、石持の奇妙なところと相性がよいような気がする。
    「テロ」行為が攪乱行為なのだが、舞台となる「細胞」メンバもまた「串本」に攪乱されるという。やけに胡散臭いので、敵対者なのかと思ったら、あんまり驚きがなかったな。

  • 暴力や流血によらない方法で現政府への不信感を国民に抱かせ、政権をとろうとする組織に属するテロリストたちの話。
    ラストは酷いと思うし、どんな方法であれ、現日本においてテロ行為は許容できない。
    (図書館)

  • 無血主義を貫き、政府への不安感を煽る事で国家転覆を目論むテロリストの話。串本の正体はおおよそ予測は付いてましたが。組織の全貌は解らぬまま・石持さん十八番のダークな終わり方でした。

  • 有名文学作品のタイトルになぞらえた短編。
    石持さんらしい、ひねた目線に満ちた物語ばかり。
    多少無理のある理論もちょくちょくあるが、いつもその視線の
    ある種の手厳しさが苦々しくも心地よいと思って読んでいる。

    ちょっとずつ、人らしい気持ちで能動的に動き出した
    細胞に肩入れしながら読んでいたら… やはり。

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