モップの精と二匹のアルマジロ (ジョイ・ノベルス)

  • 実業之日本社 (2011年2月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784408505305

みんなの感想まとめ

物語は、キリコと大介の深い絆を描きながら、彼らが関わる事件を中心に進行します。シリーズ初の長編であり、これまでの短編とは異なり、二人の関係性がより密接に描かれています。特に、大介がキリコを思いやる姿勢...

感想・レビュー・書評

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  • 4作目は長編でしたが、途中でだれることなく一気に読めました。キリコと大介は本当にベストパートナーですね!事件を軸に描かれる2人の日常、特に何て言うこともないんだけれど、お互いに思い合っている(特に大介がキリコを)のがよく分かって読みながら気持ちが温かくなります。1作目からまた読み直したくなりました。

  • キリコシリーズ第4弾!
    いつも短編集ですが、長編です。
    短編の方が話の内容は好きですが、
    今回は大介とキリコのやり取りが多くて
    ちょっと恋愛ものに近いミステリーでした。
    あと1冊でキリコシリーズが終わるのが惜しいです

  • 清掃人キリコシリーズ第4弾。
    今回初の長編。今まで短編ばかりだったので、一気に読んでしまった。性的マイノリティの事件。人を愛せない辛さとは中々わからないものであるが、最近ではLGBTに関してかなりオープンになってきている。とても面白かった。

  • 派手な殺人や組織の陰謀はないけど日常に潜む謎に迫る感じがじわじわと面白くなる。

  • キリコちゃんのシリーズ、第四弾にして、初の長編。
    途中でオチが読めて、いつものキリコちゃんの鋭さが行きてない感じが…
    大介と二人で活躍するのは嬉しいけど、キリコちゃんの良さは短編で活きる気がする。

  • キリコちゃんのシリーズ、私はさいごをはじめによんでしまったので、これが最後になる。
    長編で、面白かった。
    勝手に想像しながら読んではちがって、また別の想像しながら読んでは違って、というのが楽しかった。

  • ハリネズミの夫婦は
    針でお互いを傷つけないように
    微妙な距離で暖め合う。
    さて、アルマジロの夫婦は
    お互いの硬い鎧をどのようにするのか?

    日常に潜むミステリー
    モップの精、キリコシリーズの中で、
    一番好きかも!

  • 2020/10/20
    このシリーズ久しぶり。
    ってか続きあったのね。
    過去はキリコがいなくなったりしてたように思うけど、今は幸せに一緒に暮らしてるようで何より。
    もう1作あるみたいなので忘れないうちに読まないと。

  • 今回は性的マイノリティがテーマの長編。

    いつもとはちょっとテイストが違った。
    短編の方が個人的にはテンポが良くて好き。

  • 2019/01/05再読
    2016/11/30了

  • 好きなシリーズです。
    ちょっと予想外の展開でしたが面白かった。
    愛って難しいな

  • 今どきの掃除婦、キリコと結婚した「僕」。二人はたまたま職場が同じとなり、違う会社の「王子」の妻と接触して……。おー、このシリーズ長編初めてですね。面白かったです。夫はむちゃむちゃ草食系です(笑)が、嫌みない。ある意味、女子の理想のオトコノコ、なのかも。

  • 近藤史恵の著作は、ハートフルなのに、擦過傷のような痛みを伴うものが多い。
    このヒリヒリする痛みは一体どこから来るのだろう?
    また、「性」をテーマにした物語も多く、もしかしたら著者、あるいはその周辺に同じような悩みを持つ人がいるのかもしれない。
    いや、作家とは、「もしかしたらこの登場人物は作家自身かも」と思わせるのが仕事なので、単に関心があるだけなのかもしれない。
    それにまんまと読者は乗せられているだけ、という可能性も十分あり得る。
    たとえそうであっても、あるいはそうでなくても、ある問題を作家が提示し続ければ、それによって救われる人もいるのだろうと私は思うのだ。

    さて、夫婦の間とは難しいことも多いもの。
    愛したはずなのにどこかですれ違っていく。
    愛があればなんだって乗り越えられる、と言っても、事故で相手のことを忘れてしまえば元も子もない。
    築き上げてきた絆と言ってみたって、絶対的なものじゃない。
    でも......そもそも愛情ってなんなんだ?
    相手を大事に思う気持ち、だけではないのだろうか?

    「現実は、ときどき考えている以上に冷たい。
    だけど、目を塞がないでいれば、その中にも少しだけ救いはあるのかもしれない」(213頁)

    人は同じであることに安心感を持つ。
    でも、違ったっていいじゃないか。
    それを認め合うことは本当に難しいけれど、ただ、そっとよりそうだけの認め方だってある。
    それができれば、それさえできれば、その場所は大切な場所になる。
    そこにあるものこそが、愛情と呼べるものなのだ。

  • 市立図書館にて。

  • モップシリーズ第4弾
    長編だけど、サクサク読めます。
    8-9年前の作品だけど、今に通ずるテーマ。
    もっとネチネチした内容かと不安だったけど、意外とイヤではなかったかな。
    次シリーズは旅に出る…?終わっちゃうのかな??

  • キリコちゃんシリーズ4作目。

    今回は長編でしたがサクサク読めた。

    こうなるんじゃないかなぁ?と思いながら読んでいたけど予想と違う結末にびっくり。

    3作目で少ししか触れられていなかった大介の祖母との話しは全く触れられず、ただ大介と2人暮らしになっていた。

    次がキリコちゃんシリーズの最終話らしいので楽しみ。

    2018.1.11 読了

  • シリーズ4作目。シリーズ初の長編作。作者のあとがきでもありましたが、自分もこのシリーズは短編の方が魅力的に感じる。

  • このシリーズ初めての長編。色々考えさせられて面白かった。こんなにも世話好きな夫婦はいないだろう。

  • ビルの掃除の仕事をしているキリコが謎をとくお話。長編ですが中だるみせず、登場人物がそれぞれに苦悩しながらも一生懸命生きていて気持ちがよい。謎解きだけどほんわかした雰囲気があり好きです。

  • キリコシリーズ、長編。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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