薔薇忌

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 29
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408531281

感想・レビュー・書評

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  • 舞台に関する、現実と幻想の境をさまようお話ばかり。
    舞台も現実も、しょせんは夢のようとふと思わされてしまう。
    いつも舞台袖に佇んでいる幽玄のもののような?

    全編に漂う、切なくて残酷なあれこれよ。
    皆川節。

  • 美しい腐敗を夢見た劇団員の自死。焼け焦げた飾り櫛の桔梗模様に隠された秘密。きらびやかな舞台衣裳に火をつけた老人の幻想…。妖美の世界を鮮やかに表く巧者の傑作短編集。(アマゾン紹介文)

    薔薇忌
    禱鬼
    紅地獄
    桔梗合戦
    化粧坂
    化鳥
    翡翠忌

    舞台に関係する人々が織りなす短編集。場面設定とお話がしっかりつながっているのは、この方の著作では珍しいような。
    また、その分だけ現実よりなお話が多く、幻想みは薄れ、比較的理解しやすいかと思われます(もちろん、幽玄な世界ではあるのですが)。
    薔薇忌、禱鬼、化鳥が特にお気に入り。

  • 舞台に宿る情念が生きる者の現実を侵食していく妖艶な幻想世界。後を引く味わい。

  • 夏にオススメな怖い本3冊
    …とドコモに薦められたので、読んでみた(その3)

    舞台、芝居に関わる人々のお話。
    怖いというよりは、切ない・・・かも。

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著者プロフィール

皆川博子(みながわ ひろこ)
1930年旧朝鮮京城生まれ。73年に「アルカディアの夏」で小説現代新人賞を受賞し、その後は、ミステリ、幻想小説、歴史小説、時代小説を主に創作を続ける。『壁・旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会賞(長編部門)を、『恋紅』で第95回直木賞を、『開かせていただき光栄です‐DILATED TO MEET YOU‐』で第12回本格ミステリ大賞に輝き、15年には文化功労者に選出されるなど、第一線で活躍し続けている。著作に『倒立する塔の殺人』『クロコダイル路地』『U』など多数。2019年8月7日、『彗星図書館』を刊行。

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