トゥインクル・ボーイ 子供たちの7つの憂うつ

  • 実業之日本社 (1992年1月10日発売)
3.36
  • (1)
  • (3)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784408531625

みんなの感想まとめ

小さな心の奥底に潜む悪意を描いた短編集は、子どもたちを主人公とし、彼らの複雑な感情や行動を冷徹な筆致で描写しています。親に喜んでもらいたくて盗みを働く少年や、家に火をつける兄弟など、子どもたちの行動が...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 親に喜んでもらいたくて盗みを働く少年、親を
    困らせたくて自分の家に火をつける兄弟…。小さな
    心の奥底で密やかに増殖する悪意を、冷徹な筆致で
    描く、気鋭女流作家迫真のサスペンスノベル。

  • イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387154796.html)
    (収録作品)青空/トゥインクル・ボーイ/泡/三つ編み/さくら橋/捨てネコ/坂の上の家

  • これは辛いお話ばかりでした。短編なので読みやすいです。でも余りにも辛い。子供が成熟過ぎるからなのか大人が子供とはこうであると決め付けている故か、どれも読み終わると背筋がぞーっとなる感じ。大人の勝手で子供を操ることを子供は案外分かっているもんです。でもそれを分からない振りすることは子供の優しさなのかどうなのか。私も親から離れたい日々を送ったので少しは分かります。私は自分に経済力をつけなくては何も出来ないことを随分小さい頃から悟っていたのでそれまではと我慢していた記憶があります。寂しいことだけど。それが今親となった私には悪影響となっている部分もあるだろうなーとも感じます。息子には家が1番と思える子でいて欲しいと願っていますが。

  • 乃南アサらしくぐんぐん読めますけど、読後感が良くないというか・・・
    実際にこういう子供も増えているのかもしれない現代社会ですけど読み物としてはすっきりしないです。

  • 七編からなるミステリー小説。全て子どもたちを主人公にした短編集。
    どれも読んでいて背中がゾクっと寒かった。
    子どもだから、弱い立場だから・・・などという幻想は崩れ落ち、悪意もまたむき出しで大人にぶつかってくる。
    ここ数年の犯罪の低年齢化などをみると、ますます恐ろしくなってしまう。
    子育てって難しい;;
    というか、私は子どもたちに親育てをしてもらっている気がする;;これがまた全然育たないから、子どもたちはどう思っているんだろ?

  • こどもはこういう風に汚れて世の中の不条理を覚えてずるくなっていく。

全6件中 1 - 6件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1960年東京生まれ。88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『美麗島紀行』『ビジュアル年表 台湾統治五十年』『いちばん長い夜に』『新釈 にっぽん昔話』『それは秘密の』『六月の雪』など多数。

「2022年 『チーム・オベリベリ (下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

乃南アサの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×