幻想運河

  • 実業之日本社 (1996年1月1日発売)
3.06
  • (3)
  • (7)
  • (34)
  • (6)
  • (2)
本棚登録 : 130
感想 : 11
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784408532783

みんなの感想まとめ

漠然とした不安や恐怖をテーマにしたこの作品は、読者に深い考察を促します。物語は、現実と幻想が交錯する中で、登場人物の内面に潜む暗い側面を浮き彫りにし、時には不気味さをも感じさせます。特に、死体を物体と...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトル通り、運河がテーマでめっちゃ幻想的な話。

    でもさーーーっ!!!???結局水島を殺したのは誰だったの……!!??ラスト、恭司はなんで美鈴をバラバラにしたの!!??全然わからん!!!!
    水島殺しは恭司の言ってた島田荘司みたいなトリックが正解だったのかな〜〜〜やっぱドラッグなんかに手を出しちゃいけないんだ…みんなクスリのせいでおかしくなってんだ…!!

    アムステルダムパートと大阪パートがもっと行ったり来たりするもんかと思ってたから、最初と最後だけの交錯だったのはちょっと意外だった。
    アムステルダムパートのラストから恭司が生きてたことにもびっくりだが…恭司、あそこで死んでたほうが本人のためにはよかったのでは…

  • アムステルダムに暮らす、共通点は何一つなさそうに見える5人の日本人の不思議な関係。
    運河の街、大阪とアムステルダム。
    遠く離れたその2つの街にも不思議なつながりが……。
    誰が?どうして?
    ソフトドラッグの紫煙の向こうに真実があるのか?

    薄いベールに包まれ、ふわふわと漂うような感じのまま読み終わりました。
    私の好みの結末ではないはずで、ましてやはっきりとした結論のないまま終わっているのですが、なぜかもどかしさなどを感じませんでした。
    どうしてだろ?
    不思議な作品でした。

  • 漠然とした不安、恐怖
    そういったものはみんなあると思う

    それを具現化したのがこの本ではないか。
    かの宮崎勤元死刑囚は、死体は物体だと認識していたという。
    なんだか、それに通じる気味悪さもあると思う。
    『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』読後に、そんな言葉が頭をよぎった。

  • 昨年旅したアムステルダムの花市で売ってたbonsaiの種、
    やっと意味がわかりました(笑)
    買わなくて良かった!

  • ドラッグで頭いかれた人が主人公みたいな本。たまにこういうの書いてるけど、読むの疲れた。スタフォルト警部だかが素敵。それにしても、幻想でした。

  • もう一度読み直してみた。
    やはり、あの・・・なんとも表現し難い読後残余感に包まれる。
    時は流れても、水の流れは変わらず・・・。

    こういう含みを持たせるラスト(と自分だけ?)って難しいと思うんですけど、
    そこは有栖川氏、伏線が美味いから嫌味がない。
    なるほどと頷いてしまう。
    あとは流れに身を任せるだけ・・・。

    有栖川作品の中でも、心に残り続ける一品ですね。

  • 有栖川先生の本領発揮。

  • 視覚的な演出が凝ってるのは分かるけど、幽霊刑事ほどの感動はなし。

  • タイトルのように幻想的な作品。美しくはあるけれど、朧な印象しか残らない。

  • <font color="#666666"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408532789/yorimichikan-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4408532789.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a>
    <br clear="left">
    大阪で起こった事件とオランダのアムステルダムで山尾恭司が体験した出来事からなる物語である。そしてさらに、アムステルダムでは未来のシナリオライターであるはずの恭司に突然降ってきた小説のアイデアも挟み込まれている。
    そのどれもに当てはまるキーワードは≪バラバラ≫。
    アムステルダムでは合法であるドラッグで飛ぶ場面が多く描かれているせいか、友人・水島のバラバラ死体事件もなにか曖昧な靄に包まれているように見えてしまうのは著者の意図するところだろうか。結局は事件は解決を見ないままラストの大阪の場面になるので 水島殺しの犯人も最後まで推測するだけなのだ。そして信じられないラストが待っているのだった。
    結局私にはよくわからなかったのだが...。</font>

全10件中 1 - 10件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。同志社大学法学部卒業。89年「月光ゲーム」でデビュー。「マレー鉄道の謎」で日本推理作家協会賞を受賞。「本格ミステリ作家クラブ」初代会長。著書に「暗い宿」「ジュリエットの悲鳴」「朱色の研究」「絶叫城殺人事件」など多数。

「2023年 『濱地健三郎の幽たる事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

有栖川有栖の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×