余寒の雪

著者 :
  • 実業之日本社
3.26
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本棚登録 : 70
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408533865

感想・レビュー・書評

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  • 初めて宇江佐真理さんの作品を読みました。蝦夷がよかった。

  • 長編をゆるゆると読むのが好きな私ですが、この短編集は実に良い本でした。それぞれに短いながらも、馥郁と残り香が漂うような読後感。藤沢周平とは、視点が違う時代小説ですが、登場人物が物語の中で確実に成長を遂げる、そんな瞬間を共有した喜びも感じることができるのです。

  • 剣術の修行を積んだ娘が江戸に出てきた。
    だが彼女を待っていたものは…。
    表題作のほか、武士から町人まで
    さまざまな男女の心を描く短編集。

  • 短編集。
    時代物をあまり読まないこともあり、普通に並ぶ言葉の読みに慣れなくて、序盤はページをめくるのが遅くなってしまう。
    でも大きな山も谷もないストーリーだが、江戸の世に生きる人たちの情景がしっとりと広がる。現代小説とはまた違った、火の灯りや雪の冷たさなんかの雰囲気を登場人物の想いと合わせてしっかり感じさせてくれる話が多い。
    「余寒の雪」「あさきゆめみし」「藤尾の局」「梅匂う」がわかりやすくすっきりとしたストーリーで楽しめた。

  • 最初と最後の作品が好き。中には史実をベースにしたものもあるが、短編の割には単語が難しかったり、その説明が丁寧過ぎてちょっと読み辛いものもあった。ま、でも、それなりには楽しめました。

  • 甲もなく乙もなく。斬られ権左や、髪結い伊三次ほど話に盛り上がりがあるわけではなく、人情要素も薄い。淡いけど、上品。短編集。

  • ハートウォーミングな時代物です。

  • (12/10読了)

  • 短編7、藤尾の局、余寒の雪がよい。

  • 人情味溢れるかのじょの短編を好んで読んでいるけれど、これはあまり面白くなかった。短編の『余寒の雪』はなかなか面白かったけれど。

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著者プロフィール

1949年函館市生まれ。函館大谷女子短大卒業。95年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、01年『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。人情味豊かな時代小説を得意とし、著書は「髪結い伊三次捕物余話」シリーズなど、多数。2015年11月、惜しまれつつ、没。

「2016年 『口入れ屋おふく 昨日みた夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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