シーセッド・ヒーセッド

著者 :
  • 実業之日本社
3.48
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本棚登録 : 258
感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408534718

感想・レビュー・書評

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  • 花咲慎一郎シリーズ第三段です。
    どをな人に対して真摯に向き合っていくハナちゃんが素敵です。相手がちょっと怖い系の方でもその姿勢は変わりません。
    柴田よしきさんは丁寧に登場人物の心情を描かれるので、ストーリーに入り込めますね。

  • 無認可保育園園長兼私立探偵のハナちゃんこと花咲慎一郎の活躍を描いたシリーズ。
    保育園を運営するために借金を背負い、副業として私立探偵をし、さまざまな問題を解決していくのだがハナちゃんの人情あふれる描写が読んでいて心地よかった。
    ハナちゃんに金を貸しているやくざの山内も悪役であるはずなのになんかいい味を出していて憎めない感じがして著者のキャラクター設定の巧みさを感じた。

  • ぎゅうぎゅうに素材が詰まった中篇が三篇。
    あちらこちらと状況が入り乱れ、話が飛ぶのに、どれもちゃんと着地しているのがスゴイ。
    練ちゃんが出てくるとやっぱり嬉しいw

  • 花咲慎一郎3冊目

  • 8

  • 三浦しをん「三四郎・・・」で紹介されてたもの。面白かった。三浦しをんの、ほんとにはずれがないなー。自分で面白そうなのを選んだとはいえ。花咲慎一郎という無認可保育園の園長券探偵のシリーズ物。これ最初から読もう。バカがつくほどお人好しで、でもやっぱりハードボイルドって感じ。山内も前作とかではもっと嫌な奴として書かれてるんだろうなぁ。3話目に出てきた「えっちゃん」というおばちゃん探偵がすごくいい。おばちゃんが探偵って盲点だったなー。

  • シリーズ第3弾。

    今回のお仕事は…

    ①ゴスロリアイドルのストーカー事件
    ②山内隠し子(!)事件
    ③ノーベル化学賞候補の恐喝事件

    あれもこれもと同時にたくさんの案件を抱え込んで
    てんやわんやだった前作よりは、落ち着いて読めました。

    毎回おもしろく読んでいるのですが
    何故、必ずホモの方が登場するのかがわかりません(爆)

  • 2009.11.14

    花咲慎一郎シリーズ第3作
    短編が3つだけど、繋がっている。
    残念ながら、第5作を先に読んでしまっていたので、山内が癌?というお話は・・・・・。
    探偵仕事のアフターケアとはいえ、美夏さん、竹本さん、助かりすぎです!!
    保育園に寄附でもしなはれ~

  • 09/05/19読了。
    花咲シリーズっていうシリーズものだった(´Д`)しかも3冊目(´Д`)知らんで借りてきてしまったので、微妙に過去話がわからないのがちらほら…。前2作読めばわかるかなー。
    ハナちゃんに裏稼業の探偵仕事をもってくる探偵の城島とか元男妾の山内とか脇役が個性強いな!短編が4本で読みやすい。

  • 収録:「ゴールデンフィッシュ・スランバー」「イエロー・サブウェイ」「ヒー・ラブズ・ユー」

著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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